2005年05月06日

私も石を投げてたっけ?

9f6360ac.jpg「5・4運動」記念日の5月4日は、中国の反日デモ・投石は封じ込められてか、主だった動きはなかったようだ。
私は、1949年生まれの団塊世代。
1960年代の終わる頃は学生運動の真っ只中。当時、大学1年だった私はキャンパスが活動学生に封鎖されて半年くらい授業がなかった。(授業料は全額払った??)
私の在籍していた大学のアピールは、「医学部への米軍資金導入反対」。アメリカに対して「帰れ!」と石を投げてた。火炎瓶も、多分。
私も学生集会には参加していた。石は多分投げていない。火炎瓶は絶対投げてない。
でも周りの学生で投げていた人が多くいる。

なにが言いたいか。
中国の若者が、過激な反日デモを繰り返している。
40年ほど前、日本の若者が「アメリカ帰れ」と石を投げていた。

それだけ。

ただ、
昔は、学園封鎖されてやることが無いので、時間つぶしのマージャンをやろうとしても、携帯電話なんてあるわけない時代だから、面子集めが大変だった。アメリカン・ポップスを聞きながら、「アメリカ帰れ」とシュプレヒコールしてた。
今は、携帯やインターネットで連絡を取り合い、ソニーのデジカメやビデオを持ちながら石を投げている。車も液晶テレビもある。
今の中国のほうが、大変だなあと思ってる。

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この記事へのコメント
40年後の中国が、今の日本みたいになってないといいなー。
Posted by 長女 at 2005年05月09日 17:36