午後、講演会「燃料電池関連の技術開発動向」−家庭用燃料電池と燃料電池自動車用水素ステーションについて−。
水素ガスを利用した「燃料電池」を開発し、会社・工場・家庭に普及させることにより、コージェネレーションシステム(天然ガスなどの燃料を使って発電し、その際に発生する排熱を冷暖房や給湯といった用途に利用する熱電併給システム)として機能させようというものだ。クルマも燃料電池による、ガソリンスタンドに替わる水素ステーションで給エネをする。家庭用でも現在は1000万円とかでコスト高だが、70万円くらいにして家庭に普及させたいとか。
でも、間に合うのかなあ? 2020年には北極の氷もなくなるっていうし。
世の中、いろいろな省エネの方策・温暖化対策とか講じてるけど、中期的に見ても間に合わないような気がする。地球は壊れちゃう。
だからってわけじゃないけど、私は20年ほど前にクルマをやめた。理由は特にない。なんとなくである。バスには乗る。タクシーにも乗る。人のクルマには乗せてもらう。この辺、突っ込んで来る人がいる。「クルマやめたのなら、人のクルマにも乗るな」って。言うじゃな〜い。
なんか話が噛み合わない議論になる。
「クルマに乗らない運動は、まず一人から」って思ってるわけではないが、反面、「公共交通機関利用にみんながシフトしたら、少しは変わるだろうが」ぐらいは思ってる。
「みんながやめるなら、少しは考えてもいい。先にはやめない。」って人もいれば、「どうなっても絶対やめない。」という人も多くいるように、私には見える。
クルマが諸悪の根源じゃないと思う。でもひとつの現れだと思う。
「クルマをやめるくらいなら、地球が壊れるほうがましだ。」
なんて思ってないといいけど。
なお、本文と写真はなんの関係もありません。かな。