今日は終日、担当営業に同行して(少し遅いが)年始回り。
あるお得意様で、月刊広報誌の印刷納期を従来の3週間から2週間に短縮して欲しいとの要望があり、もちろん了承した。
(社長がお得意様を回ると、難問を受けてしまうことがままあるが、これはその類ではない。と言い訳?誰に?)
3週間では(原稿収集から広報誌発送までに)情報が古くなって、用をなさないと言うのである。
その通り。用をなさないものは、不用となり、不要となる。
プロレス雑誌がある。
よくコンビニで売られてるやつだ。
ドームとかでプロレスの大きな興行があって、その結果がカラーを含む100頁ほどの雑誌に印刷され店頭に並ぶまで、なんと3〜4日。
印刷に携わるものとして、いくらDTP・CTPが進んだとはいえこのスピードはスンゲエなあ、と感心していた。
ところが、近頃その雑誌の発行部数が急激に減っているという。
試合結果は瞬時にネットで情報が得られ、ウンチクも誌上でなくネット上で語られる時代が来たということ。
印刷会社が、機械の大きさとスピードを誇り、納期は重要な「品質」と誇った時代は、急速に去ろうとしている。