K隊長、リッチマンTと私とMー君Wェン君のこの日のディナーは、これもK隊長のお見立てで、なんとライブハウス・レストラン「Mr.Guitar」。
値段は日本並み。
この店の入り口に似顔絵描きがいた。
何でも積極隊長は即座って描いてもらっている。
Mー君、Wェン君も描いてもらったが、リッチマンTと顔に自信のない私は、パス。
店に入ると薄暗い。テーブルはロウソクの灯り。
Hard Rock Cafeのにぎやかさを少し抑えて、広くして、ステージを付けたような作りだ。
ロック・ミュージシャンのポスターや、ゆかりのギターが壁にある。
ステージが始まった。
曲はポピュラー・ソング。若いけど、上手である。
ただK隊長は自分の奨めで入ったものの、こういった曲はお好みでないらしく、また、連日の疲れがピークのようで、まるで精気がない。
食欲もなさそう。
出演のバンドによる生オケが始まった。
「おい、オカダくん。歌ってこいよ。」とK隊長。
その言葉にも、いつもの高圧的な響きがない。
わたしは、歌いたいのはやまやまだったが、「ミャンボー、マーボー」は急に伴奏できないだろうし、なんて考えているうち時が過ぎた。
お客の歌った「Unchained Melody」は上手だった。
ミャンマーでも一般人がこんなレパートリーを持ってるんだ。
でも私のが上手、と思いつつ店を出た。
ところでこのK隊長の似顔絵、実物よりかなり人相が悪い。
Mー君、Wェン君は良く描かれていたが。
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