寒い時期に暖かいところへ行けていいですね、と言われる。そもそもなんでケアンズになったかというと……。
気の合う？K彦さんと「ベトナムに行こう」という話になったのが、昨年の春のこと。
ミャンマーの高ぶりがおさまった頃。
旅行のプランを、ベトナムに詳しい友人頼りにするか、旅行代理店にお願いするかを迷って、手配が遅くなったせいか、お盆の時期の航空券が取れずお流れとなった。
じゃあ、正月休みにしようと予定していたのだが、これも取れず。
ま、どこでもいいやとK彦さんまかせにしていたら、カナダはどうかと旅行代理店の勧め。
寒いときに更に酷寒の地でもいいかと決まりかけたのだが、この時期カナダは観光地もみんな閉まってるし、スキーをする訳でもないしと、お流れ。
「オカダさん、もうどこでもいいですか？」
「いいよ。」
「台湾か、シンガポールか、中国（桂林、西安）か……。」
「どこでもいいよ。」
しばらくして、「中国にしました。申し込みましたので。」
私も書類を書いて送ったのだが、このツアー申込者2人のみで中止の連絡。
「もう決行？の決まってるツアーがあるんですけど、オカダさん多少高くてもいいですか？」
「はい。」
で、ケアンズ。かなり高い。
この正月休み、私がベトナムに行ってると思ってる人もいれば、カナダと思ってる人もいる。
中国に行くとは、かなりの人に言ってまわったようだし。
ケアンズに行く前に、もう世界一周旅行を済ませたような気分だ。
