朝食会場から海まで数分。
だが、ここで気がつく交通事情。
左側通行は馴染みだが、わからないのはドライバー気質。
と言っても交通量も少ないので、少しのスリルで海に着く。
ここの海は少し趣が違っていた。
潮の香りのしない海岸は、K彦さん曰く「干潟みたい」。
標示を見ると「Esplanade Lagoon」、「潟」なのだ。
「潟の遊歩道」。
わあ、訳が拙い、と思うのはまだ海外上陸3時間の成せるところと思いつつ、海岸のデッキを走る健康美に視線を遣る。
木製のデッキの、脚にやさしいEsplanadeを早朝から走るオーストラリア人。
いや、日本のプロ野球選手も来てたりして。
「Esplanade」は聞き慣れない英語と思ったら、辞書に《主に英やや古》とあった。
そうだ、ここはオーストラリア、と実感。
モード変換。
オーストラリアン・フォーメーション。