時間がないのでタクシーで行くことにした。
「行っても、見る時間は2時間もないよ」とI橋くん。
だからではないが、乗ったタクシーの運転の凄いこと。
上海ほいどではないが、ホーチミンほどでもないが、交通ルールあってなきが如しの場面も多い台北市内をすっ飛ばす。
いまだかつて乗ったタクシーの中で、一番のスピード感溢れる運転だ。
35年前、私をぼったくったローマの運ちゃんと双璧だ。
許可証の有効期限は、98年10月15日!?
期限切れのスピード狂?なのではなくて、台湾暦なのだ。
またたくまに国立故宮博物院に着いた。
時刻は15時25分、閉館の17時まで1時間35分しかない。
国立故宮博物院に着いてみて、数年前を思い出した。
観光バスの駐車場確保に戦争だった。
戦争の経験はないが。
今回はタクシー、入口に乗り付けてくれた。
時間がないので、主な3フロアのうち1フロアは捨て、2フロアに集中作戦。
それでも走るようにして観る。