2008年04月11日

必要なのは「道路」なの?

0410toushu.jpg4月1日にガソリン税の暫定税率が廃止された。
自民党は、衆議院2/3以上で再可決をするぞとブラフをかけている。
内心世論にドキドキしながら。

4月28日以降に再可決が可能なようだが、連休はガソリンを使うだろうとオタメゴカシでGW明けにガソリン暫定税率復活をする(つもりの)ようだ。

そもそも暫定税率維持の論拠は、
1)地方経済にとって道路は必要である。
2)税率を下げて、また上げると世間が大混乱する。
3)ガソリンが安くなるとクルマが乗りやすくなり、環境によくない。
4)税収が減ると日本の財政はさらに苦しくなる。
なに言ってんだか。
うまいこと言って、結局は道路利権じゃないか。

1)地方にとって道路は必要。
→必要な道路は一般財源から作ればいい。
2)世間が大混乱する。
→下げた時、政府がいうほど混乱はしなかった。混乱が大変なことならば今回上げなきゃいい。
3)環境によくない。
→道路作らないほうが、環境にいい。
4)税収が減る。
→国民の金をあてにしないで、出るほうを考えてよ。
これは、さらに民主党に妥協をしないでもらって、どんどん支出のウミを出してもらう。
ネジレ国会は空転じゃなくて効果あるんだよ。

「ガソリンが安いと環境に悪い」なんて、すり替え、話をはぐらかす与党の真骨頂の理屈だよね。
すばらしい。

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この記事へのコメント
右の写真、私に似ています。(苦笑い)
Posted by 空似 at 2008年04月15日 10:40