保津川下りは、こんな景色の中をのどかに、時に激しく下る。
こんなすばらしい景色も、岩手・宮城地震のように一瞬にして惨劇の舞台にもなりうる。
そんな事にも思いを馳せた川下りだった。
地震の起きたのは、一関市、栗原市。
一関市はわかるけど、栗原市ってちょっと前の栗駒郡じゃないのかなあ。
近頃合併が多くて、聴きなれぬ地名が増えた。
奥州市も。
栗駒ならば、知り合いもいる。
一関も。
共に鈴木さん、「敏実さん、正幸さん、無事ですかあ?」
ニュース映像で見る崩落した橋も、以前渡ったような……?
阪神・淡路大震災も、西宮の妻の実家が被災し、全壊した。
あちこち、知り合いの居る土地で大きな地震が起きている。
ところが、当地東海地方は「来る来る」と言って、来ない。
不公平だなあ。
そういえば、十勝沖地震もあったなあ。
あの時は浦河の「べてるの家」の被害が心配で聞いてみたところ、
「物が倒れる、落ちてくるで、部屋の中も外も大変なんですけど、べテルの住人の○○さんは、『この地震は私が起こした』と言って廻ってるんですよ」、だって!
やるじゃん。
さすが「べてるの家」、精神障害者さんの本領発揮