2008年10月06日

「環境に配慮し、冊子を廃止」

1006環境.jpg環境への取り組み事例紹介の記事に、「環境に配慮し、冊子を廃止」というのがあった。

環境にかこつけた「経費節減」だろう。
印刷業者としては、そう言いたくもなったりして。

記事によると:−
今年から従来の冊子からA3サイズのダイジェスト版に変更。詳細な内容は。同社のホームページで閲覧・ダウンロードできるようにした。

その通り。
そうするのが良いと思う。
コストと効率(と環境)を考えても。

当社も、もともと小ロット指向オンデマンド印刷も採用している。
「印刷」というのは大量・高速コピーなのだ。
いったん印刷機にかかるとその中味に個性はない。
グローバル化に飲み込まれる。

中味を作ればよい。
中味作りに関わればいい。

記事の会社も、ダイジェスト版にしても、ホームページにしても、その中味に関わる仕事が生ずると思う。
それは、たぶん「印刷」より難しい。
それは、たぶん「仕事」となり得る。
印刷会社の仕事じゃないことはない。

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