2010年08月30日

鬼軍曹、死す。

27d67b4b.jpg鬼軍曹ったって、ふつーの軍曹も見たことないけどね。

新日本プロレスを猪木の影で支えて来た山本小鉄。
だが、美談より逸話が似合う。
エピソードにはことかかない、最もプロレス的な人だった。

全日本のヘーシンクは、プロレスをしようとしててぎこちなく、強いだか弱いだかわからなかった。

かたや新日本は、オリンピック柔道のメダリスト、ウィリエム・ルスカやバッドニュース・アレンといった選手を連れて来て、立派にデビューさせた。
とてつもなく強く見えた。
メダリストはプロレスでも強いんだ、と。

これは、猪木の天才的な演技力と山本小鉄の力によるところが大きい。
(あと、ミスター高橋も少し)

長州が負け(負けさせ)、藤波が負け、坂口も負け、最後に猪木が勝つという流れを確立した。
観客もその予定調和に酔っていた。

ところが全日本プロレス、ジャイアント馬場はよく負ける。
そんなジャイアント馬場が好きだった。
輪島をプロレスデビューさせる馬場が好きだった。

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