「口に出した言葉は
自分の耳も聞いている
良いことも 悪いことも」
40歳のころ、こんなことを書いた紙切れを
75歳の友だちの重ちゃんに渡した。(当時から歳の離れた友人が多かった)
重ちゃんは気に入って、曲をつけて
ハナウタで、よく歌っていた。
翌年、
「おじいちゃんの子守日記」という本を出して、
それからしばらくして亡くなった。
突然だった。
その本の巻末には、
その歌が載っている。
手書きの楽譜も。
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Brahoo!9月号掲載文より