2011年04月01日

芸妓さん

総会の後の懇親会。
コンパニオンさんでなく、芸妓さんを呼ぶのが、近頃のこの会の恒例になっている。

芸妓さんは単なる杓婦ではなく、芸もしてくれるのだ。
踊りとか。

今日の芸妓さんの一人は、更に一味違ってた。

東北大震災の話になって、私が「救助隊は日々死体を助け?出す日々」との話を出したら、「わかります。PTSDになっちゃいます」。
そう、前にも書いたけど、命を助けるつもりが、来る日も来る日も死体をひっぱり出す日々。
奇跡の救出なんて、正に奇跡。
結果、心的外傷を患ってしまう。
そのケアが必要なのだ。

さすがの芸妓さん。

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この記事へのコメント
ん?一味違わないと理解されないことなの?

地震から3日です、72時間を過ぎると生存の可能性が低くなります、とか
特に今回は東北なので寒いです、とかニュースでゆったり
普段から行方不明者の年齢に「当時」ってついてたりするのは、
つまりそういうことなんだと普通に思ってたし、
受信する側も当然それ含めて受信してると思ってたし、
救助隊に敬意を持つのもこういう所以だと思ってた。

ヒーローになりたい・ヒーローが見たいと思ってる大人が多いんだとしたら、、、
なんというか、がっかりだわ。
Posted by 長女 at 2011年04月09日 03:38
助け出すぞという意識は高いでしょうが、ヒーローになりたいという意欲はないでしょうね。自衛隊とか海外からの救援隊は。
生ヤサシイことじゃないと知っているし、だからこそ救援に行く。
そんな彼らでも、心にキツイ。
えらいなあっておもうけど、ケアもお願い。

芸妓さんの話しは、たんなるツカミ出した。
Posted by 伝道虎馬 at 2011年04月09日 08:13
ツカミ出した→ツカミでした。
Posted by 電動訂正 at 2011年04月09日 08:15
真面目な話、そういう人(捜索隊とか、謎の化学物質にさらされてる人とか)って本当に立派だと思うし、
だからこそ私なんかには全く想像もつかない心境に達しているだろう、というところまでしか想像できない。。。
ケアしてあげたい山々な気持ちと、自分の不甲斐なさの葛藤なのです。
ついでにヒーロー視したがる恣意的な世論への反発と。

結局、近所平和的な。
大切な人を真面目に大切にして、機嫌よく過ごすしかできない。それだけで充分いっぱいいっぱいで困っちゃう。
Posted by 長女 at 2011年04月09日 14:38
関わりあう人を大切にしようとする気持ちは強いけど、自分は下手なんだなあって思うことは多くて、私も困っちゃいます。
いっぱいいっぱいなんだけど、少しの余力は機嫌に使っちゃう。
Posted by 伝道上機嫌 at 2011年04月10日 10:15