2011年11月04日

「利益感度」に好感度

先日会社に訪れた、電子書籍制作ソフトベンダーの営業くん。

社内報10月号を渡したら、「前号いただいたものを読みましたら、面白かったです」って。
そう、どこが?と聞いてみたら、「社内の数字が書いてあると思って、見ちゃっていいのかと思いつつ読んでみたら、あの記事よかったです。ためになりました」。

そうか、社内報だから会社の業績数字かと思ったらしい。
その9月号の記事は「利益感度」。
当社の教育の基本にしているMG(マネージメントゲーム)の考えを記事にしたもの。
まあ、値下げはいけませんよと書いてある。

この国の人は、みんな値下げが好きみたい。
望んでないのに、どんどん値下げして行く。
ハンバーガーも、牛丼も、洋服も。

液晶も、自ら望んだ(臨んだ)値下げ合戦に耐えきれず、大型液晶テレビから撤退の大手メーカーも出て来た。
この国ってデフレ好き?

そんなに安いものが好きなの?
安いことも品質の一つだって言う人もいるけど、例えば秤の左に「旨い」「きれい」「速い」「心地よい」みたいな品質を載っけたら、反対の右側に「値段」が載って均衡するってことでしょ。

「旨い」「速い」「安い」なんて一緒くた。
商品の価値を高めて、どーんと高く売りましょうよ。(p.7参照)

この記事へのトラックバックURL