この土曜・日曜は、「IF」(bread, 1971)のギターを練習した。
学生〜社会人なりたての頃のヒット曲(全米4位)、その後日本の不倫ドラマ?の主題歌で有名に。
歌はおぼえていたが日の目は見ず、かなり経ってから従妹の結婚式で歌った記憶がある。
それでも30年くらい前。
とてもあのハイトーンは出なかったので、卑屈にもキーを下げ、ギターも普通のアルペジオで弾いて歌った。
それが最近のある日、オトモダチの一言で再度レパートリー?として浮上したのだ。
ハイトーンは、近頃私のキーが上がったお陰でなんとかカバーできている。
あとは、あのブレッド独特のギター。
ということで、土曜日に「ギターをマスターしよう」と思い立ったのだ。
なぜ40年もの歳月を経て思い立ったか。
それは、オリジナル・キーでないとブレッドの解放弦を駆使したあの魅力的なギターにならないのだ。
移調じゃだめなのだ。
カポじゃダサイのだ。
だから、高音がカバーできるようになった今、なのだ。
(BAKADA大学の口調なのだ)
当時では、ギターをマスターする意味がなかった。
歌が追いつかないから。
歌えるようになるなんて思っても見なかったから。
今はそれに、おぼえようと思うと、youtubeという便利なシロモノがある。
どこかの誰かが、あのミステリアスなギターをコピーして、弾き方を教えてくれているのだ。
あとは、練習、練習。
わあ、また世界が広がった。
IFの弾き語りができるのだ。
40年来のささやかな夢がかなった、とは大袈裟でないよ。