2012年05月10日

宝塚歌劇観劇、感激?

二日目のメインは、宝塚歌劇観劇。
宙組公演、大空祐飛主演「華やかなりし日々」だ。
幕間に食事をし、後半はグランドショー「クライマックスーCry-Maxー」だ。
Cry-Max? おいっ!

念のために言っておくが、私は宝塚ファンというわけではない。
今までに数回観ているが、それでファンになった、ということもない。

だが、退屈せずに観ることはできる。
そして観た。楽しめた。

終わったとき、例のおばちゃんが、「見た?(あの男装の麗人を) 男の人もああなって欲しいもんだね。ちゃんとしてよ」みたいな。
(正確に何を言ったか忘れたが、そんな主旨の言葉を私にくださった)

ああ、そういうことなのか、と少し得心。
実際の男にはない理想の男像を男装の麗人に求め、憧れる。(人もいる)
そして、通いつめる(人もいる)のか、と。

男にとって、いや私にとって、あの男装の麗人は魅力的に見えない。
あの男装の麗人が魅力的と思う男性は、実は内面女性なのかもしれない。

先日、長女と観に行ったミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」は、オカマショーの話。
つまり、ショーで女性を演ずる男性の話。
タカラヅカは、女性が男性を演じる。

う〜ん、だんだん分かって来たぞ。
この形式美の世界が。

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