職業奉仕におけるロータリアンの行動指針として、「四つのテスト」が議論の対象となった。
職業奉仕というのはロータリークラブの奉仕の原点、そこから社会奉仕へと広がりをもって行った。
ロータリークラブはロータリー・インターナショナル(R.I.)の方針のもと、世界中の活動が展開される。
従って、方向付けは英文。
訳し方で方向が歪んじゃうんじゃないか?
今回も、そこんところが議論の対象となった。
四つのテスト(Four-Way Test)--言行はこれに照らしてから--
1.真実かどうか?( Is it the Truth? )
2.みんなに公平か?(Is it Fair to all concerned? )
3.好意と友情を深めるか?( Will it build Good will and Better Friendships? )
4.みんなのためになるかどうか?( Will it be Beneficial to all concerned?)
「みんな」って誰だ?
世界中のみんなか?
原文では「to all concerned」ってなってるじゃないか。
「関わりのあるみんな」ってのが正しい訳じゃないのか?
みたいな議論も行われた今回。
何言ってんだ、何やってんだって思うかも知れないね。
でもこんな議論、いやじゃない。
もっとも必要なこと。
理念があって会がある。
理念によって、人が集まる。
芸風?の合わない人は、去れば良い。
それによって「組織」は存在価値を持つ。