2014年09月06日

何度も前を通り過ぎて行った。

image雨の土曜日、休日出勤も仕事を終えた夕方、もうすっかり暗くなっていた。
大雨が降っていたので、タクシーを呼んだ。

雨だし順調に来るかなと心配はしていたんだが……。
玄関で待っていると、しばらくして来たタクシー、会社の角まで来てUターンして行っちゃった。
タクシー会社に電話して「今、タクシー来たみたいなんですけど、Uターンして行っちゃった」

電話してしばらくして来たタクシー、こんどは会社の前を素通りして行っちゃった。
会社の正面は、50m以上道に面しているんだけど。
タクシー会社に電話して「今度は、通り過ぎて行っちゃったよ」

んなこと、もう一度繰り返し……。

やっと乗れたタクシー、大雨のため乗るにもびしょぬれ。
玄関で待っていたらまた通り過ぎちゃうかと心配して、数十メートル離れた門扉で待っていたもんだから。

平謝りの運転手。
「見習いなもんですから。土地勘もまだ無くて」
「配車係の人も問題じゃないの? 新米だって知ってたら行く先の目印とかちゃんと教えなきゃ」
「いやいや、私が悪いんです」
「これクレームで言ってんじゃないよ。でも運転手さんの責任ばかりじゃ……」

確かに、前横110m道に面していて、一戸建て住宅街からいきなり開けた会社敷地が出現するといっても、雨の夕方暗い中照明は消えてるし、看板の社名の文字は5cm四方くらいの大きさだしね。

「印刷のご用命は〜ブラザー印刷へ」って看板を、バーンと掲げてる絵を想像してしまった。
やめてよ。

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