
冬至の今日と言わずとも、9時にもなれば真っ暗闇。
帰宅に、某社のタクシーを呼んだ。
門扉を閉めて寒空の下、会社前の路上で待つ。
ところが、なかなか来ない。
西から来たかと思ったら(写真参照)、左折して行ってしまう。
しばらくしてまた同じ西からの道に現れたと思ったら、今度は会社に近い方の道を左折して行ってしまった。
タクシー会社に電話をしてみる。
また、西から現れたタクシーは途中で停車し、ハザードランプを点滅させている。
そして何故かUターンして行ってしまった。
タクシー会社に電話をしてみる。
さっきと違う配車係の人が出た。
横の電話では、何やらタクシーにウチの会社の場所を指導している別の電話の声が聞こえる。
また、西から現れたタクシーはわが社の直前で停車し、ハザードランプを点滅させている。
そして左折して行ってしまった。
タクシー会社に電話をしてみる。
また、さっきと違う配車係の人が出た。
最初は穏やかにクレームを入れていた私も、この時点ではかなり大声になっていた。
呆れ気味ではあったが。
またまた、西から現れたタクシーはわが社の直前で停車し、ハザードランプを点滅させている。
そして動きだし、ついに私の近くに現れた。
声の届くところに来ていても、見えそうなところに来ていても、「おーい、ここだよ」と呼びもせず。
また、左折して行ったら面白いかと。
この段階で、もうとことん付き合ってやろうかと。
電話も4回はかけたか。
乗車した。
「どうなってんのよ」と聞いたものの、帰って来る返事は、「どうも、勘違いしていまいまして……」みたいな。
その後、こちらも無言。
まあ、そんな運転手さんなんでしょうけど。
この運転手さんだと、言っても無駄かな〜と、自然矛先はタクシー会社に向くよね。
雇った会社、指導した会社。
道を説明した配車係。
組織で仕事をするって、こういうことなんだと思ったね。
会社を出る頃はちょっと元気なかった私が、このお陰?でなんか元気になったような。
大声を出したお陰か。
興奮したせいか。
写真の下半分は空き地となっているが、現在は住宅で埋め尽くされている会社周辺。
それに、昼だし。