2015年10月30日

「やることが多すぎる状況の解決法は、 やることをさらに増やすことではない」

imageウェブやらメールやらを閲覧していると、知らぬお方からの問いかけがある。

かつては、「尊敬される社長になろうと思ってませんか? そんな社長でいいの?」みたいな出版の広告が、わたしの閲覧画面に貼られていた。
結果、本を買った。はは。

ネット上での行動は監視され、マーケティングのターゲットとなっている。
ニーズは丸裸になっている。
私の行動は、自分よりネット上のマーケターの方が詳しいとも言える。
特に、頭の中の行動は。

今回は、わたしに届いた前述の出版社からのメールにあったこのコピー。

「やることが多すぎる状況の解決法は、 やることをさらに増やすことではない」

「選択と集中」を標榜している今、タイムリーな提言なのだ。
私の問題意識を射抜いている。
(ま、占いと同じで、問題意識をもっていると、自分向けの言葉と思ってしまう?)

かつて、DTP.DPT.を創業した時は、確かに集中があった。
Big Share In Small Market の成功例?

だがその後、社長になったころから何にでも手を出し、散漫となった。
マーケットも大きくなり、シェアは激減した。
何をやってもいいという権力と能力の使い方を誤ったのかもしれない。
「選択と集中」の真逆だった。

そういえば、私の語りも冗長となった。

そんな問題意識を狙い撃ちするかの如き「提言」が、ネットに出現する。

ネットはPUSH型でなくPULL型という。
送り手からは一見消極的に見えるプル型の情報が、私を取り囲んでいる。

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