お寺の住職さんの「画集」を創ってます。
寺の縁起を寓話にして、「紙芝居」で伝えるというユニークな画集。
描かれたのは、住職さんご本人。
完成形は絵本仕立てで製本されるのだが、右開きで左ページに前面の絵、右ページに物語。
何と、本の綴じを切るとリアル「紙芝居」になるのだ。
絵を見せて、順繰りにめくって後ろに回すと、そこには次に見せている絵の説明文(物語)が、というわけ。
グッドアイデア、でもせっかくの本を切るのは忍びない、ということで製本しないものも創る計画。
5月11日、今ままで書き貯めた絵画書画を一堂に並べた展覧会を催す。
その時にこの絵本も上梓される。
その名は「ある乞食僧の話」(こつじきそうのはなし)。