
近頃、1日の電話をかけている時間の平均は、2分16秒だという。
思ったよりかなり少ない。
15年前は3分50秒ということ。減ったんだね。
良いことじゃ。
LINEに流れたか。
う〜ん、それも気に入らんけど事実なんだろう。
電話に時間をかけるのは、その人の時間を奪うだけでなく、その人に連絡をとろうと思ってる人の時間も奪う。
仕事でも、長電話を咎めると「重要で省けない話だから」と聞く耳を持たない。
耳は受話器のほうを向いている。
依存症なのだと思う。
会合の途中でも、電話がかかってくるといそいそと会場を抜ける。
もう30年も前、そんな問題意識に目覚めた私は、電話装置にボイスメール・システムを採用した。
時を同じくして、いやそれに先立って、当時電電?の◯◯さん、ダスキン小山昇さん、黒田悦司さんらが(メンバーは私の記憶、超適当)シリコンバレーにコンピュータ・テレフォニーの視察に行かれた。
持ち帰ったものがボイスメール・システム。
小山さんは、これを導入され、戦略的活用をされ、これも武器に一気に経営指導の階段を駆け上がる。
本も売れてるよね。
えらい違いや?
なんか、長電話から話が大掛かりになったけど、コンピュータ・テレフォニーはインターネットの普及とともに発達をして行く。
時間に縛られないコミュニケーションを軸にね。
メール、グループ・ウェア、SFAというツールも得て。
なのに、長電話。
いーかげんにせーよ。