
織布工場もあれば、大勢の織姫さんたちの工房もある。
それが、街にまとまってあるのでなく、何十キロおいて点在している。

なんとそこのミシンは、ブラザーミシンばかり、それも数台。
年代物だが、バリバリの現役のようだ。
それを、なんとか写真に収めようとしていたら、

「熱っ!」
足に激痛が走った。
何が起きたかわからなかったが、現地の人は冷静になおかつ慌てて(なんじゃそれ)対処してくれた。

アリだった。
ミシンの写真を撮るのに夢中で、アリの巣を踏んでいたのだ。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」アリのようだ。
(注:モハメド・アリ、あ、これいらんかった)
家の人が手当をしてくれた。
タナカを塗ってくれた。
これが、ミャンマーでの災難第二弾。
優しいもんだ。