2018年01月20日

<宅レコ考古学>その3「アナログ・コーラス」

IMG_0761まだまだ出て来る思い出の品。
「アナログ・コーラス」、これはお気に入りだったなあ。

「コーラス」ったって「合唱」じゃない。
どっちかって言うと「斉唱」かな。
いやあ、これ名訳!

音に「にじみ」を作るエファクターなのだ。

このエファクトを掛けると、艶っぽくなるのだ。
声もギターも。
わかんないよね、説明弱いし。

この「コーラス」が無い頃、ボーカルを録音するとき、同じメロで2回歌ってダブらせたのだよ。
つまりオカダヨシオが二人歌ってる状態。

ザ・ピーナッツが、ユニゾンで歌っている状態。
そっくりの双子が同じメロディーを同じ様に歌っても、微妙にピッチもズレたりする。
それが、ユニゾンの魅力、斉唱の意味なのだ。
私が2回歌っても全く同じに歌ってないし、歌えない。

その効果を作り出す装置なのだ、「アナログ・コーラス」。
その後「ディジタル・コーラス」も出たが、やはり「アナログ」の方が良い。
それらは、1980年代後半の出来事、40年前。

色っぽさに優る「アナログ・コーラス」。
捨てるの、ヤメよっ。