日曜の午後、20人の「なかま」と山中の酒蔵へ。
高校の同学年の会、同級生って言うの?同窓生って言うの?
同級生って言うと「同じクラス」ってことなんだろうけど、同じ「級」ならば「同級生」いいのかも。
そうか、同期生っていえばいいのか。
数年前に出来て、主にリタイアした同期性が2ヶ月に一遍、サロンのごとく集まって何やらやっている。
「こちとら現役でえいっ」と暇な方々の集まりを冷ややかに眺めていたが、近頃たまに出席している。
同窓会も同級会も、好きでないのは変わっていないが、好きでないものにも出てみようという気持ちになるのは、変わったということか、私。
それから、この「なかま」の世話役をやっている山本くんのリーダーシップというか、その熱心さにもついほだされてね。
やって来たのは岡崎都心から20キロほど離れた山中にある「柴田酒造」。
会社見学の後、柴田酒造のしぼりたてのお酒で宴会だ。
あ、そうか。それで来たんだ私。
「なかま」と美味しい酒で、昔話に花を咲かす、ってわけでもないが。
みんな、67〜68歳の爺さん婆さんだ。
孫の話が嬉しそう。
2班に分かれての見学を案内してくれたのは、社長さんと社員さんらしき若者。
この日は日曜、休みなのに。
後で宴会の席で社長さんが、「長女の婿、跡取りです」と紹介してくださった。
その後、孫も抱いて嬉しそうな顔。
そして、ホッとした顔。
そう言えば見学の終わり頃、「そうだ。ノブタを見てもらわないと」と。
案内された先にあったのは、お酒を搾る機械。
自慢の機械か。
機体に「MOBUTA」のロゴがある。
跡取りさんも決まったので、設備投資されたんだろうか。
未来に向けて。
そんな想いが、酔った頭を駆け巡る。
昼間っからの酒、旨し。