2018年10月17日

ニューフェースは赤いフェースをしている。

IMG_2097ブラザー印刷は、CTPという「設備」を更新した。

以前より、印刷業は製造業じゃない。サービス業と言い張っていた私が、設備の更新とは。

もう印刷工程は不要じゃないか、うちの会社の方向性と違うじゃないかと判断を要したが、この度老朽化した機械を更新した。
その顔は我が社のカラーとちと違って、赤い顔をしている。

DTP書類を印刷用の「版」にする「機械」なのだが、実は搭載されているRIPというソフトウェアが正体なのだ。
うちが得意とする「コンテンツ」づくりの結果を、印刷という「メディア」にするための橋渡し。

音楽ならば、作り上げた楽曲のミックスダウン(知らないか?)の役割を果たす。
「音楽録音」から「CD」(今どき配信か)への橋渡し役なのだ。

ソフトウェア@ハードウェア、コンテンツ@メディア、したがってサービス業のツールというわけ。

「印刷業を続けるんですか?」なんて言われるけど、マーケティング的に言えば、お客様をしっかりグリップするための便利ツール、武器として導入したのだよ。
サービス業だし。

そういえば1997年、コレを使って出力センター「DTPDPT」を開店したとき、キャッチフレーズは「バーチャルをリアリティーに」だったなあ。
昔話しちゃった。