2月12日15時より、岡崎商工会議所商業部会の2月例会が、弊社プレゼンルームにて開催された。
弊社、ブラザー印刷の所属は工業部会。ウチ工業じゃないのにね。サービス業。
先月、「4代目社長が挑む、社員に愛される会社づくり」のタイトルで商業部会の1月例会が会議所で行われた。
そして今回は第2弾として、現地ブラザー印刷で、現物新社長の講演を聞こうという会。
商業部会長のJ社長のお声かかりで開催となった同会だが、「社員に愛される、、、」というより、今回の「社長交代・承継」が、話題となり、世の中をざわつかせているというのが、開催の動機なのだろう。
社長交代の知らせ(Brahoo! 特別号)を見て、J社長は「ホントにやった!?」ぶったまげたと、会の挨拶で言っておられた。
・身内でない。
・女性である。
・38である(若い)。
・二児の母、育児中。
・入社7年目。
いちいち、マイナス条件と思われていうのだろう。
今時、事業承継の悩みを持っている事業主さんは85%!?
そらあ、上記を悪条件とみなすのが普通?だとしたら、うちは「なんたる決断した!?」ということになるのだろう。
85%の社長さんはそうならないよう悩まれてるの?
そんな条件とはつゆ知らず、うちは承継したのだよ。
好条件だと思ってね。
「そんな承継ってなんなんだ?」そこにみなさん興味があっての会と思ってお受けした会となった。
開催前日、新社長が相談に来た。
社長講演のうち「承継」を語る部分を会長にも話してくれと、下請けのオファー。
話たがりの私としてな、願ってもない依頼だ。
というわけで、社長の話の途中20分ほど話すこととなった。
ただ、何を話すかは綿密な打ち合わせ、なんせ私は「言わなくていいことを言う」「暴走する」人なのだ。
という訳で、社長にレジュメをもらい、それにしっかり言うべきこと、言い忘れのないように、余計なことは言わないように、メモを書き込んで臨んだ。
書き込み過ぎて、私の汚い字はよく読めないし、いきなり話は飛ぶし、、
でもみなさん楽しく聴いてくださったようだ。
常識人の心をかきむしるような話だったような気もするのにね。
最後に逸話。
ある日、私と親しい社長さんが今回の承継の話を聞きにこられて、「オカダさんらしい。素晴らしい決断をされましたね。尊敬します。」
ここまではいい、そう言われてうれしい。
ところが次に、
「でも思い切った決断をされましたね。さみしいですね。」
「おいっ!」
蹴っ飛ばしてやりかくなったよ。
長い間話をして、私の考えを理解して褒めてくださったと思ってたのに。
不本意な決断をしたと思ってんだ、アホ。