手持ちの音楽コンテンツLP、CD、DVD、そしてテープも、断捨離と称して取り合えず全部聴こう。
な〜んて、始めた無謀な計画。
結局、捨てたくないだけじゃん。
そう思ったりして。
CDは、CDプレーヤーで聴くのもあれば、まず iTunes に取り込んで、聴いたりもしている。
データに取り込めば捨てられる。
そう思うのが怖いけどね。
取り込もうとして知った衝撃の事実。
ほとんどの曲はApple Music に入っている。
タダで聴ける。
ショック!
これって、デジタル化によって得たもの? 失ったもの? どっちなの?
CD持ってるし、買ったし。
てなこと思いつつも、iTunes / Apple Music の愛好家にカムバックした私。
なんか聴こう、BGMにしよう、そう思った時は、 Apple Music。
「聴けば?」とお勧めタイトルが、リスト・アップされる。
「吉生さんのステーション」という名で、私の聴きたい曲たちが現れる。
言われるままに聴くと、この選曲がまた良いのだ。
私の趣味・趣向を「A・I」君が調査・研究し?私に提案してくるのだ。
ビッグデータじゃなくて、ネットにさらけ出している私のささやかな「スモール・データ」からね。
思えば、Amazion は私のほしそうなものをご提案くださるし、YouTubeには私向けの広告が貼られる。
SNSもそうだし、Web がそうだ。
インターネット全体が私に、「これを買え」「これをしろ」と言ってくる。
もうとっくに「i, Robot」に、「A・I」にご指導いただいた生活が始まっているのだ。人生が始まっているのだ。
「神か? 君は」と言いたいけど。
いいことだよね。コレ。
正しき趣味・趣向を持てば、「A・I」はさらにそちらに導いてくれる。
まさに神だ。
そして、そこに情報を提供しているのが、我々「民(たみ)」なのだ。
神に従おう。
神を動かすのは、我々なのだから。