「歌なしのほうがすんなり」、というのは、なんかそちらに興味が広がったかも知れん。
歌詞を理解できるようにしようとかは、歌詞に興味がなかったのだ。
歌詞に意味もないと感じて、音楽を聴いてきた。
ビートルズとか洋楽だけじゃなくて、日本語の歌もね。
日本語の歌詞も意味が解らなかったし、意味があると思って聴いてなかった。
これは前も書いたよね。
だから、歌詞の意味を考えて聴こうと試みたこともあった。
私には、無理だった。
英語の解る少年としてビートルズを聴きたかった、迎えたかったなんて言い出したけど、最近。
それは、私の英語力がメキメキ上達して、ある日ビートルズを聴いたら、歌詞も含めてビートルズだという事を知ったら、という現象を待ち望む(長いっ、文も時間も)ことなのかなと、軌道修正。
そんなこと考えてたら、断捨離で昔の坂本龍一の番組出演の録画を見てたら、「私は歌詞の意味がわからない」、邪魔であるというくらいの言い方をしていた。
番組的には「記号として入ってくるので、全部が音なんですよ僕は」とまとめていたけど。
「君に胸キュンキュン、、、」も坂本龍一にとって「キュンキュン」は音の響きだけであって「切なさ」の表現じゃないんだ。
わかる、解る。
初めて買った歌なしのCDとは、坂本龍一の「音楽図鑑」だったなあ。
初めてじゃないか、超まれに、か。
持ってるCD/LPも99%が歌入りだよ。
これはひょっとして歌なし音楽、例えばクラシックとか、インストゥルメンタルの曲とか、そちらに興味が広がっていく兆しのような気がする。
朝ミュージックのおかげだ。
ポップスの世界でも、しゃシャドウズとか、ベンチャーズとか、そういえばブッカーTなんていいね。
まじめに?聴いてみよう。
老後の楽しみが増えた。倍増だ。