
ジャケットには、「MIKE MAKI FOLK ALBUM」とあるけど、中には邦題?「バラが咲いた・マイク真木フォークアルバム」
そうフォーク界のイッパツ屋、マイク・真木。
(後に、前田美波里と結婚、関係ないか)

オリジナルじゃなくてプロ作曲家がついて、
「バラが咲いた」。
大御所浜口庫之助を担ぎ出してのデビュー作、そして大ヒット。
グループ・サウンズもそうだよね。
プロの作家さんが「歌謡曲」に仕立てている。
「バラが咲いた」は、浜口庫之助だけに「歌謡曲」にはならなかったが、
無理矢理「フォーク」?
このアルバム、「バラが咲いた」以外は、マイク真木(と日高義)のオリジナル曲。
これがまたひどい。
何もない。
反戦歌っぽい歌詞が、フォーク?
あ、またフォークをディスり始めたって?
そう、日本語のフォークってのがキライなの。
でもこのLP、擦り切れるほど聴いたんだよね。
ボロボロになってる。
歌詞カードに、コピーしたコードが書き込んである。
涙流して聴いたんだよね。
バンドのレパートリーに「こきりこ」いただいたし。
1966年だから、私16歳。高校2年生?
若さってコワイなあ。
でもすぐ、この呪縛から解けたけどね。
高校3年生には、目が覚めてた。
マイク真木は、リーダーシップがあったのかな。
当時MFQ(モダン・フォーク・カルテット)という洒落た名前の「フォーク・グループ」を結成し、アマチュア・フォーク界では、黒澤久雄率いる「ブロードサイド・フォー」と並び立っていた。
「ブロ・サイ」には「若者たち」という大ヒット曲があった。
こちらは、どのフォーク・グループもレパートリーに入れていた。
わあ、時代だなあ。
あの頃に、、、、、戻りたくない。
という、思い出たっぷりの「名アルバム」デシタ。