2021年06月08日

「国際奉仕・世界社会奉仕(WCS)事業・ミャンマー教育支援プログラム総括報告書」の発刊

FullSizeRender「国際奉仕・世界社会奉仕(WCS)事業・ミャンマー教育支援プログラム総括報告書」は、6/1に発刊。
同日に、岡崎城南ロータリークラブの例会開催するはずだったが、コロナ自粛で今日6/8に延期。

ミャンマー支援の中心人物だった近藤正俊元会員を卓話者に招いて、例会を開催した。
この総括報告書全120ページの前半70ページは、近藤正俊氏の編集によるもの。
私は後半と総括の50ページを担当した。

その全文は「岡崎城南ロータリークラブWebサイトに掲載されている。

わたしのまとめは、「編集者まとめ」として巻末に掲載した。
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編集者まとめ

ここまで、報告資料をまとめてきましたが、随分と長編になりました。読んでもらえるか心配です。
20年の重みもひしひしと感じています。その重みを伝えるのがこの報告者の役割です。
筆者も、訪問団として6度ミャンマーを訪れ、現地との交流を深めていたつもりですが、今回の報告書で改めて、いや新ためて知る真実・発見も多い。そこにもこの報告書の意義を感じます。

ミャンマー教育支援プロジェクトは、実りも大きいが、難題の多いプロジェクトでした。
そもそも軍政下の国の市民レベルを支援しようと、無謀とも思える活動でした。軍人への賄賂が横行する国を訪れ、軍隊の監視下で催しをし、活動をする。それも民主化が進み、経済が発展し、現地学生が育つことで答えが出てきていました。
それが、今回の軍によるクーデター。深刻であるが、これも少しの後戻り、停滞ととらえましょう。岡崎城南ロータリークラブのミャンマーへの視線は衰えることはないはずです。

プロジェクトのプロセスでも、色々な問題点、意見も出てきました。みんなで使うものを寄付するのはわかるが、個人にお金を与えることはどうなのか、とか。一部の人たちで盛り上がっており全員参加ではない、とか。
これらは、「モノ」から「ヒト」への転換、と新しい目的を示すことで答えは出ていったと思います。
ロータリーの支援活動・奉仕活動の実働部隊として、奨学会を設立・運営することでパワフルなものとなり、結果を出して行きました。
問題点というものはマイナスなもののようですが、それを克服することにより成果は深まります。
経済格差が縮まり、援助金の価値が下がってきたことも、問題でしょう。これも、現地のKIBOH奨学会ができたことで、解消しているのです。ミャンマーで成功し、経済的にも余裕のできた人たちが、奨学金として学生を援助しています。これは明らかに「成果」です。

一番根強い壁は、「国際交流が苦手な日本人」ということかもしれません。
会員にとって苦手な活動は、実は「ミャンマー訪問」でした。お役目で訪問することとなったある参加者の正直な言葉です。同意される方も多いのでは。
「行くまではホントに嫌だったが、現地で駆け寄ってくる子供たちの目・笑顔を見て、本当に来てよかったと思った。だけど、また行くかと聞かれたら二度と行きたくない。」
 ミャンマー訪問等ロータリー活動で、国際交流に慣れてもらうのがいいのでしょう。それもロータリーの役割です。
偉そうに書きましたが、本ミャンマー支援を結論付けることは、編集者の仕事ではありません。
ただ、本プロジェクトの事実を伝え、評価・批判は皆さんにゆだねたいと思います。   
                (文責・岡田吉生)