
弟は3年前に亡くなった。
その遺品の黒い革靴。
弟はフォーマルな格好をする機会が少なかった。
だからか、新品同様の立派な黒い革靴を2足遺していた。
サイズは26cm、私と同じ。
弟は、母に先立ち65歳で亡くなった。
当時、母は入院と介護施設と自宅を転々とし、やっと終のすみか「ふくろうの家」に入居した頃。
母は状況把握ができなくなった頃。
弟の亡くなったことは、母には伝えなかった。
弟のお葬式に、母は参列していない。
施設にいる時、「きよしは来ないねえ」と2、3度つぶやいたか。
母がアチラの世界に行ったら、「あれ? きよしが居る」って思うことだろう。
父と並んでね。
(*このブログは、7/3に書いてます。)