2021年09月18日

再読、「装幀談義」菊地信義・著

FullSizeRenderFullSizeRender「装幀談義」菊地信義・著
1990年4月24日、筑摩書房より刊行
その文庫本がこれ、
1990年4月24日ちくま文庫

奥付メモによれば、
1990月5月6日購入、同8月31日読了。

なんと、220頁の文庫本を約3か月もかけて読んでいる。
とちゅうで投げ出すのが常の私としては、無理やり読み切った感も伝わってくる。

そんな面白そうでもない本を、今回再読しようと思った。
断捨離読書のひとつなんだけど。

断捨離、つまり「読んで判断して捨てる」プロセスを回そうとしているのだが、捨てきれなかった父・母そして私の「本」の処分?はかなりの量となっている。

もう今更、読書のために新しい本なんて買わなくても、山ほど在庫がある。
それを読み進める私の老後?あって良いはず、なんか捨てられない、整理できない言い訳なんだろうけど、父・母、そしてかつての私が興味をもって?手に入れた本であれば、なおさら読む価値はあるとね。

ということなんだけど、今なぜこの「装幀談義」を再読しようと思ったかということなんだけど。

この本の最後に、「さいごにー”本は心を作る道具”ということ」という項に目が留まったからなのだ。