2021年12月26日

「けすんけ君とギターの物語」ES-335とFlyingB

というわけで、手に入ったES-335。
このギターの由来・ストーリー。

遡ること10数年。
けすんけ君がM社に就職の際、ポートフォリオとして提出した2冊の自己プレゼン冊子。
その出来が良くて、M社M社長が即私に見せてくれた。
その1冊が、「手作りギターの作り方」だった。

その後M社に入社し、たびたび顔を合わせることになる。
その冊子の話から、
*「ギターを作ることができる」ということ、**「Gibson ES-335を持っているが、ネックを折ってしまった」ことを知った。

*「ギターを作ることができる」について。
私はいつもの調子で、
「私のギター作ってよ、いくらでできる?」
「30万円ぐらいっすかね?」
「じゃ作ってよ」
ということになり、「FlyingB」というネーミングのギターのデザイン画をもらっていた。
「FlyingB」はGibsonの「FlyingV」をもじって。
「B」はBrotherの「B」だ。
だが、結局実現することなく、私はBrotherを卒業した。

さて、**「Gibson ES-335を持っているが、ネックを折ってしまった」の件。

彼は大枚を叩いて月賦で買ったのだが、10年ほど前(まだ残債がある段階で)踏んづけて「ネック」を折ってしまった。
それが、修理にはかなりお金がかかるということからか、ずっと放置されていた。

4309FF21-5561-491B-96C5-720E7FAE4290_1_102_a それを、先日10月30日蒲郡に行った際、けすんけ君のアパートに寄り、駐車場で空き瓶の上に放置されているES-335を発見した。

写真では見えてないが、裏側、ネックは根元から見事にぽっきり折れていた。

私のEpiphone Casinoどころじゃない大怪我。

ここから話は一気に進む。
「これ、直してくれたら買うよ」、で即決。
11月3日、ギター工房に修理持ち込み、苦戦?の末11月24日修理完了。

FlyingBを諦めた私は、リスタート記念にリスタート・ギターを手に入れたのだよ。

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