「壊れ窓理論」の経営学(2006)
BROKEN WINDOWS
BROKEN BUSINESS
How the Smallest Remedies
Reap the Biggest Rewards
マイケル・レヴィン:著
佐藤 桂:訳
「世界一シビアな「社長力」養成講座(ダン・S・ケネディ)を読んでいたら(
3月に富士山に持って行ったのを、まだ読んでる?)、本著「壊れ窓理論」の経営学が紹介されていたので、即入手。
1982年3月に、犯罪学者によって唱えられた「壊れ窓理論」。
壊れた一枚の窓が修理されていずに放置されていたら、残りの窓もじきに壊れる」というものだ。
1994年、ニューヨーク市長となったジュリアーニは、地下鉄の落書きを一掃し、タイムズスクエアから娼婦とポン引きを追い出して、マンハッタンを”家族連れにも安心な”街にすると宣言した。
まさに「壊れ窓理論」。
ニューヨークは復活し、レストランでは「水道水」を「お冷や」として出せる街となった。その「水」をニューヨーカーは「ジュリアーニ水」と呼んでいる。
そんな逸話も書かれているというから、早速手に入れて読んだのだ。
まさに、ウチで今やっている「5S」であり、
「社員から透けて見える会社像」であり、ブランディングなのだ。
20年以上前に「社長学」の一倉定先生から、「掃除」「環境整備」を学び、会社で実践していたのが、近頃「壊れ窓」となっていたのだ。
それが今、社員の提案から「5S」を始め、「透けて見える…」と言い始め、ブランドの軌道修正をしようとしていた時。
再度理論武装?しようと、アマゾンで中古を取り寄せて、急いて読んだ。
だけど、本としてはあんま面白くなかった(なんちて)。