経営

2015年09月03日

デザインの現場の話

image東京オリンピックのエンブレムが話題になっている。
パクリかどうか、真実は佐野氏がご存じだ。
誇大妄想?でないかぎり。

ところで、デザイナーの現場はデジタルの出現で大きく変わった。

まずは、1995年あたりのMacintoshというAppleのコンピュータの出現。
パソコンでデザインができるということで、俄かデザイナーが急増した。
そのしばらく後、DreamWeaverでホームページが作れると勘違いしてる人と同じか(失礼)。
いや、それより始末に悪かった。

画面上であーでもない、こーでもないと考え、挙句に何種類もプリント出しして、比較してデザインを選ぶ。
もともとの、表現しようとするイメージがない。
排泄してから、考える。
そして、仕事が遅い。
コンピュータだから、早くできそうに思うよね。

そして、インターネット社会。
考える前に、イメージする前に、「探す」。
デザインだけじゃない、今時すぐ「探す」、まず「探す」。
だから、パクリは当たり前のデザイン?状況となる。
論文もそうだよね。
バレなきゃいいと思ってたのが、これもネットで暴露される。

あるデザイン学校、デザインを発想する段階では、インターネット禁止なのだ。
こういう心あるデザイン学校がいなくちゃ、デザインの現場は荒れ放題になっちゃうよね。

と、デザインの現場にいる一人として、今回の東京オリンピックのエンブレム事件で思うこと。

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2015年08月27日

お客様のF4を狙う。

image会社経営の上で、売り上げは伸ばしたい、経費は減らしたい。
V(変動原価)は減らしたい。
F(固定費)には、減らしたいものと、減らしてはいけないものがある。
F4(戦略的固定費)は、かけることによって販売が促進される。
これ、MGの教え。

F4には、赤チップ(広告宣伝)、青チップ(研究開発)、黄チップ(教育)がある。
これらは投資といえる。
従って繰延資産にもなる。

自社でこれを積極的に、バランス良く行うことが大事なのだが、顧客の費やすF4は、実は当社の狙い目商品なのだ。
お客はF4に「お金をかけよう」と思っているのだ。
お金をかけて、効果を高めようと思っているのだ。

これに、印刷会社は(いや、ブラザー印刷は)対応することができる。
赤チップ(広告宣伝)、青チップ(研究開発)、黄チップ(教育)の効果を高めるというのは、当社の提供価値なのだ。
経営の支援になるのだ。

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2015年08月24日

MGの朝、「オレオレ」販促活動の話題

imageすなはまMGは、毎回水野印刷のOK内くんが講師である私を、迎えに来てくれる。
自宅から会場の蒲郡まで、OK内くんとの車中の語りはなかなか良いものなのだ。
テンション高く私の一方的なシャベリなのだが、OK内くんには好評(と本人が言ってた。確認済み)のようだ。

今回、珍しくOK内くんからの話題。
「あの”オレオレ”まだ続いてますね。また電話かかって来ましたよ」

岡崎高校の同窓会名簿が、オレオレ詐欺の「見込み客名簿」に使われているのだ。
OK内くんはアノ名門、岡崎高校の同窓生(私も)。
その同窓会名簿を使っての「オレオレ」電話が以前、OK内くんのお母さんにかかってきて、また最近もかかってきたというのだ。
一時、新聞にもその被害状況が取り上げられたにもかかわらず。

名簿制作会社の当社としては、妙な濡れ衣がかかりそうだし、次回の名簿作成も危ぶまれているし。
「オレオレ」副作用も降りかかりそうなので、岡崎高校同窓会SNSに「名簿制作業者は当社です」とカミングアウト?しておいた。

流れた名簿が「オレオレ」販促活動に使われたのであろう。

名簿の制作・販売元である当社は、以下の仕様・コンプライアンスのもと制作・販売をしている。
・同窓会からは制作費用はいただかない。
・名簿の販売と広告収入によって賄う。
・広告も同窓生以外からはいただかない(変な業者の広告を載せない)。
・会員消息は当社が調査する(同窓会からの情報もいただくが)。
・販売も同窓生以外に売らない。
そんな、営利活動の手足をもがれたような形でのカタギの制作なのである(が、しっかり儲けたい)。

そんな名簿がどこからか「オレオレ」さんの手に渡った。
そら、手に入るよな〜。

と、事実をここで伝えておこう。
そして、2017年発刊が危ばまれているいる同窓会名簿も、ぜひ発刊の許可がでることを望んでいる。

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2015年08月23日

マーチャンダイザー/PAC生産性/マーケットリサーチ

imageMG会社版。
上部に三つの丸、左から「マーチャンダイザー」「PAC生産性」「マーケット・リサーチ」。
それぞれに緑チップを配し、仕入れ買い付けの有効化、生産効率のアップ、市場調査を行うのだが、ある日真ん中に一個緑チップC2を買えば済むようになった。

つまり、パーソナル・コンピュータの実業活用の黎明期に、PC活用を重要視するルールとなったのだ。
そして、「マーチャンダイザー」「PAC生産性」「マーケット・リサーチ」の経営項目の用語は消え、ここでMGの「気づき」は希薄になったような気がしてきた。

今や、「マーケティング」全盛の時代、最優先の時代、必須の時代。
その「気づき」の復活を望む。

「誰に売るか」
「何を売るか」
「どのように売るか」
に尽きるでしょ、企業活動。

brother_p at 14:42 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年08月22日

すなはまMG、始まった。

image今日明日と、すなはまMG。
いつもの蒲郡南部市民会館で。

今回の私のテーマは、「選択と集中」。
MGを重ねて、
「いつもと違うことをやろう」
「人と違うことをやろう」
といいつつも、ビビってできなかったり。
いつもと同じ、チップの次繰りに汲汲としたり。
結局、みんなと同じチップ数になったり。

必要なのは、選択を決断する勇気、集中して断行することだね。
勇気の裏付けは感性、正解は3つくらい?あるのだ。
選択する勇気、集中する勇気。

「値上げ」も「顧客を減らす」も「××」も勇気が要る決断。
さて、どうやりきるか。

brother_p at 13:48 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年07月24日

「値上げしました」B社の宣言

imageこの夏、「値上げしました」、ブラザー印刷。
いや、実は春から10%。

従来のお客様には、報告させていただいた。
これからのお客様にもお知らせしなきゃいけないと、ここで。

「値下げ」の間違いじゃないよ。
「値上げ」だよ。

印刷通販は、ウチよりとんでもなく安い価格。
100円ショップも激安、価格破壊。

そんな中で、値上げ。
電力会社の値上げじゃあるまいし、ってこともわかってる。
競合他社がいるから、価格競争で選ばれなくなることもわかってる。

「同じ品質ならば安いところから買おう」という市場に対応するのでなく、
「高い品質のモノの価値を買おう」という市場に対応しようと。

高くなれば、お客が減る? それも狙いだよ。
高くなれば、売り上げが増える? それは狙いじゃない。
MQ(粗利)が増えるのは狙っているよ。

あとは、お客から望まれてないのに安くしてしまうという、印刷業界の自滅体質にもチャレンジ。
チャレンジ? ギャンブルかもしれん、はは。

思い出すのは、ブラザー印刷のかつてのイメージ、「良いもの作るけど、高いからなあ」ってあったっけ。

brother_p at 08:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年07月15日

すまはまMG、夏の陣

image某MNKA社から、研修のFAXが届いた。

「おっ、MGだ!」
名古屋最有力?のコンサルティング会社MNKAでも、MG(マネジメントゲーム)を薦めているんだ。

image社内でもやってるのかな?
ソフトバンク、京セラ、etc...のように。

「おっ、20,000円(注:会員は15,000円)」
但し一日コース(9時間)だ。

そのキャッチコピーに、
--------
〜経営者の心情を理解し、経営計画・経営戦略の重要性を体感する〜
マネジメントとは、昭和51年に西順一郎氏により開発された、経営力育成ゲームです。これまで多くの企業の教育研修の一環として取り組まれ、企業経営に必要な計画立案力、計数管理力、交渉力、決断力の養成に役立っております。本研修では、臨場感溢れるマネジメントゲームを体感することにより、経営感覚、戦略会計論を実践で身に付けていただきます。
-------
と、ある。
MGを勧める側としては、「MGをどう説明するか」も興味あるしね。
この文、どうだろね。

iPadに写ってるのは、第29回すなはまMGの案内。
すなはまMG某日参加の、公認会計士さんの「参加者の声」が載っている。
-----
第29回すなはまMG

日時:2015年8月22日(土)、23日(日)
(両日とも、9時30分開始18時頃終了)
場所:蒲郡市南部市民センター
参加費:15,000円

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2015年06月29日

「新風を吹き込む、現代の活版印刷」

image愛知県印刷工業組合岡崎支部の6月例会を豊田で開催した。
2年前に豊田支部が消滅し、岡崎支部に併合となった。
それで、例会を豊田でも開催ということで、愛環線(愛知環状鉄道)で豊田に向かった。

この日の卓話は「新風を吹き込む、現代の活版印刷」、大阪の明晃印刷社長高崎健治氏のお話を聞いた。

「活版印刷でユニークな商材・技術を提供している」的な話かと思ったら、起業の話・経営の話・営業の話、その流転の話に終始して、非常に楽しく聞くことができた。
「商売を始めることが大好き」「営業・人間関係作り大好き」「3年で飽きる」。

そして今は、親の経営している活版印刷の会社を引き継ぎ、ユニークな経営をしている。
とにかく営業大好きということで、活版技術というより商売・営業の話に終始した。
印刷業者の集まりの会合で、こういう話はインパクトがあったんじゃないかなあ。ないか。

3年で飽きる氏が活版印刷会社を継いで4年経ったということも付け加えておこう。

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2015年05月16日

今日明日、第28回すなはまMG開催

imageもう28回!

すなはまMGは、いつもの蒲郡南部市民センターで開催。
目の前の竹島、そこへ至る400mの竹島橋の辺り、島までの浅瀬は引き潮ですなはまと変わり、絶好の潮干狩スポットになっている。

image朝から、家族連れで大にぎわいだ。

それを横目で見つつ、MG研修。

今回は、5社20名4卓の会となった。
主催のM野印刷、Y印刷、T研究所、一R社、ウチB印刷からも、4名参戦だ。

brother_p at 10:21 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年05月13日

「壊れ窓理論」の経営学

image「壊れ窓理論」の経営学(2006)

BROKEN WINDOWS
BROKEN BUSINESS
How the Smallest Remedies
Reap the Biggest Rewards

マイケル・レヴィン:著
佐藤 桂:訳

「世界一シビアな「社長力」養成講座(ダン・S・ケネディ)を読んでいたら(3月に富士山に持って行ったのを、まだ読んでる?)、本著「壊れ窓理論」の経営学が紹介されていたので、即入手。

1982年3月に、犯罪学者によって唱えられた「壊れ窓理論」。
壊れた一枚の窓が修理されていずに放置されていたら、残りの窓もじきに壊れる」というものだ。

1994年、ニューヨーク市長となったジュリアーニは、地下鉄の落書きを一掃し、タイムズスクエアから娼婦とポン引きを追い出して、マンハッタンを”家族連れにも安心な”街にすると宣言した。
まさに「壊れ窓理論」。
ニューヨークは復活し、レストランでは「水道水」を「お冷や」として出せる街となった。その「水」をニューヨーカーは「ジュリアーニ水」と呼んでいる。

そんな逸話も書かれているというから、早速手に入れて読んだのだ。

まさに、ウチで今やっている「5S」であり、「社員から透けて見える会社像」であり、ブランディングなのだ。

20年以上前に「社長学」の一倉定先生から、「掃除」「環境整備」を学び、会社で実践していたのが、近頃「壊れ窓」となっていたのだ。
それが今、社員の提案から「5S」を始め、「透けて見える…」と言い始め、ブランドの軌道修正をしようとしていた時。
再度理論武装?しようと、アマゾンで中古を取り寄せて、急いて読んだ。

だけど、本としてはあんま面白くなかった(なんちて)。

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2015年03月08日

帰路、晴れてきた。

image合宿は、中1日だからあっという間に時間は過ぎる。
日頃塾考したことのない社長さんには、退屈な長い時間かもしれないね。

成果発表会?を終え、ついに一度も富士山を見ることもなく、3時に帰途についた。

御殿場から高速道路に入りしばらく走ると、晴れてきた。
「3日間富士山が見られなかったけど、見たけりゃ写真でも見られるし。ま、いいか」

すると、
頭に雲を冠しているが、富士山も姿を現した。
「やっぱ、富士山はいいね。実物はスケールでかい」
だと。

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2015年03月07日

窓の外は、一面の雪

image一夜明けて、窓の外は一面の雪。
夜のうちに降り積もったんだな。

いつもなら、この先に富士山が迎えてくれるのだが、今日一日は望みが薄そう。
しっかり、ワークに精を出そう。

と書いてて、2時になった。
いつもの窓一杯の富士は出現せず。

世界一のブランドを誇る富士山に見守られてブランディングのお勉強。
そう書きたかったんだけど。

brother_p at 14:10 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年03月06日

今年も来ました、富士山合宿

DSC00669今年も「中期経営計画合宿」に富士山の裾野にやって来た。

数えて10回目、10周年ちゅうやつだ。

2006年の第1回・第2回が富士屋ホテル、第3回がリゾナーレ、第4回からこの「富士CALM」で7回開催。

場所は変われど、会議室を3日間借り切り、このコーヒーのお給仕は定番となっている。
今回は参加7名、内2人は遅れて来る。
(あ、今一人来た)
甲府1人、名古屋4名、蒲郡1名、岡崎1名。

brother_p at 18:00 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年03月01日

解禁、就活

image岡崎商工会議所就活サイト・オープン。
「岡崎で就職。」
地域に人材を、だよね。

今年は売り手市場らしいね。
基本買い手市場でないと、良い品質は得られない。
なんて、余計な一言か。

ブラザー印刷?
自分の給料より稼げる人材、いつでも募集中です。
自分の給料より稼ごうという人材も含めてね。

就業の基本。

brother_p at 22:49 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2015年02月27日

1989年4月西研企業見学会、その2

imageそんなに広くない社屋に、大勢の見学客。
社内はごった返す。

写真は、当時の営業ルームで拡声器で説明をする専務、いや当時は営業部長か。
当時はわたしが専務か?

写真には、なつかしい方々の顔が見える。

木原さん(東京)横田さん(名古屋)村山さん(新潟)。
昨年亡くなった山城さん(新潟)も。
今でもしょっちゅうあってる地元の吉川さん高木さん、若っ!
もう26年前のことだもんね。

image一団が去った後、専務は(いや営業部長は)拡声器を持ってないや。
みんなが去った後に残ったテーブルには「カバンおかない」の標示。
きっと、営業マンがアタッシュケースをよく置いちゃうんだろうね。

こりゃ「5S」だね。
当時「環境整備」と呼んで、運動してた。
この時の会社は、今から一代前の旧社屋。
古い社屋だが、磨き上げていた。
床もピカピカだった。

でもこの写真では、キャビネットの上の荷物、これは「5Sチェック」だね。
空調の上の置物のツノ、これはいいか?

さて、まわり回って、今「5S」。
この見学会後のブラザー印刷はどうなっていったんだろうか。

brother_p at 22:36 コメント( 2 )トラックバック( 0 )  

2015年02月26日

1989年4月西研企業見学会

image「5S」の過程での出土品。
1989年4月7-8日西研企業見学会、「あいかん3社」の見学会の写真だ。

「あいかん3社」つまり、鍋清(名古屋)、ミツワ印刷(名古屋)、ブラザー印刷(岡崎)は「愛環塾」を結成し、3社の全社員を巻き込んでMGを軸とした経営研修・研鑽をしていた。
その経営事例を見学に、全国から大勢の人が集まったのだ。

西研のおかげで3社は全国区となっていた。(当時はね)

imageブラザー印刷の売り物は、「分社経営」。
会社を9つの分社に分け、それぞれに月次で分社決算をしていた。
分社決算が、マイツール(パソコン)の打ち出しで掲示板に張り出される(写真)。
全員MG、全員MT(マイツール)、全員NK(脳力開発)。
マイツールは当時100数十万円もするパソコンを、50名の社員に30台も導入していた。

今ならアタリマエだが、当時は1980年代後半IT前夜、インターネットなんてない時代のことだった。

その後、その会社はさて?

brother_p at 21:55 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年11月02日

あれから1年、やっと始まる。

IMG_6517ちょうど1年間前、会社の裏庭の大草刈りが行われた。
新人社員の手配で、シルバー人材センターの方達が一気に草を刈ってくれた。
その後は、その社員や別の社員のお身内の方とかが、休日に草を刈って環境維持・美化に努めてくれた。
IMG_6496
でないとまた草はぼうぼうとなる。
なんちゅう会社、なんちゅう社長。

10月度からの新年度、経営計画には「5S」を謳った。
計画に取り入れた。
1年間何してたか?
そらあ、社長室の掃除でしょ。(なんのこっちゃ)

システムとして、そして考え方として、5Sを取り入れる。
その準備に掛けた1年間?長いよね。
意識付けにも大事な1年だったよ。

でも、もう1年経ったのかって、驚く。

5S・環境整備とは、仕事のコンディションを作り上げることだ。
それをすることにより、働く者のコンディションも整う。
だから、しつけ(S)なのだ。

そして、やりきる。
やりきるのも、しつけなのだ。

brother_p at 18:22 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年10月23日

日報はいいよ。SFAとか言うらしいが。

87ec1ec0営業日報にSFAっちゅうヤツを採用している。
Sales Force Automationというからには、営業力の向上に資する仕組みなのだ。

近頃注目の仕組みで、営業コンサルさんも盛んに勧めるし、主要な営業商品のようだ。
我が社は、使っているキャリアが長いにもかかわらず、使い切る所まで行ってはいない。
だが、そんなレベルでもなかなか有効なのだ。
戦略的情報共有のパワーツールだ。

社長の私は、会社で出先で(iPadで)営業の動向と情報と数字が確認出来る。
営業以外総務生産で使っているSFAリンクのグループウェア日報とともに、大事な経営ツールだ。

「ヒト・モノ・カネ」についで「情報」は、いやそれ以上の経営のリソースなのだ。

コンサルさんも、ネットのバナー広告でも、「劇的売上アップの切り札」的に採用を勧めている。
うちは劇的売上アップとはなっていないが、マーケティングの切り札であるというところは同意である。

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2014年09月10日

会議の生産性を上げる。

image






*****
私たちのコミットメント
会議、話し合いの生産性を上げる
・最適参加者で定時開催をする
・開会にあたって会議の目的とゴールを確認する
・終了時、参加者全員で、納期、役割を確認し、
 直ちに議事録を作成する
・模造紙、ホワイトボードを活用し、
 常に議論の見える化を行う
*****

先日、打ち合わせで訪れた会社の会議室に掲げられた「私たちのコミットメント」
「さすが」と思わず、デジカメ(iPodだけど、写真ブレてるけど))してしまった。

わたしも、
・稼動率の低い会社
・営業の在社率の高い会社
・会議だらけの会社
を、標榜していたが、このコミットメントにつなげていなかった。
具体的にしていなかった。

なんせ私の言うことは、誤解を招き易く、伝わりにくいらしい(近頃そう思う)。
上記も、誤解を楽しんでるような言い方だ。

宗旨替えはしないが、伝え方を変えてみよう。
伝わってナンボ、なんだからね。経営者としては。

brother_p at 21:46 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年09月07日

クレーム処理

image印刷業はクレーム産業である。
何十万字の内の一文字のミスが、大きな問題となったりする。

間違い・クレームが、「ピンチはチャンス」と臆面もなく言い張るつもりはないが、改善点を否応無しに教えてくれるチャンスであることも確かである。

クレームや間違いを指摘された時は、初期対処が重要である。
それは、対顧客はもちろんのこと、社内の問題としても同様である。

ところがコトが起きた時、原因を突き止めるとか、お客様への謝罪を含む対応をする以前に、必ず当事者を集めて情報共有することが必要なのだ。
起きたことの重大さ、お客様への不利益等を、会社という組織で起こしてしまったという情報共有、自己認識を。

原因を突き止め、対処策も講じたあとの招集であったり、再発防止委員会では遅いのだ。
そこに至っては、犯人追及とか、そうは言っても的に営業と生産間の責任問題になったり、対立さえ生じさせてしまう。
それは、会社内の内部事情だ。

問題は、会社という組織が、お客に対し不利益を与えてしまったという共通認識だ。
販売・製造は関係ない。

と、思うんだけどね。
うちの会社もそのレベルにしなくちゃね。

brother_p at 22:13 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年09月01日

戦略的固定費=F4

image9月1日の月イチ朝礼の「ツケタシ」でこんな話をした。

軽費節減は大事だが、固定費には使っていい経費もある。
投資とも言えるが、かけることによって売上に貢献する固定費もあるのだ。
MGではそれをF4(戦略的固定費)と呼ぶ。

青チップ(研究開発費)、赤チップ(広告宣伝費)、黄チップ(教育費)だ。
そのF4仲間に、私は交際費を加えて考えている。

売上を押し上げる力を持つのがF4、交際費。
社長の生活費の足しにするのが交際費じゃない。
仕掛けることが、交際費なのだ。

ウチの会社は、交際費はほとんど使っていない。
ということは、戦略意識に欠けているということだ。

そんなこと朝礼で言って、社員に伝わったかなあ。

ツケタシでない本論の朝礼の社長の言葉は結構シリアスで、みんな驚いていたなあ。
でも伝わったかなあ。

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2014年07月21日

何をやっているのか、よう分からん。

image大企業は分かるが、中小零細企業は何をやっている会社なのか、どういう会社なのかよう分からん。
そう言われてみればその通り、だよね。
だから、中小零細企業こそブランディングが必要、と言った論旨になる。

それは前も書いたが、仕事そのものもよく分からない。
上司の指示も人によって違ったり、業務引き継ぎもそれを示す物がない。
つまり、見えない、分からない。

そんなことを、入社間もない社員から疑問を投げかけられた。
仕事を覚えようにも、作業標準がない。

その通りだと思ったね。

ウチなんて、そういったマニュアル化が進んでいる会社だと思ってた。
自負もしてた。
それがいつの間にか……。

やりっぱなし、置きっぱなし。
ウチの伝統?

デジタル化も大きく影響してると思う。
作業がブラックボックス化したり、変わり続けるアプリケーションに依存したリ、「画面のあの辺のアイコンを……」みたいな作業をしてたりね。
仕事の内容も変わった。
そして変わり続けている。

写真なんて、昭和58年から改訂されてない「ブラザー印刷作業標準」。
改訂されてないどころか「存在しない」ことになっているみたい。

ここは一丁、今だからこそ、デジタル時代だからこそ、必要な見える化。
わかりやすい中小企業にならんといかんばい。

データも流出しないようにね。

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2014年06月22日

「シュートは打たなきゃ入らない」

imageW杯予選リーグの日本代表の戦い方について、言ってんじゃないよ。
今ここで書くのは、実はそう言ってんだけど。

随分前(2010年7月)の社内報の「"有り難き”社長の言葉」にあったのがこの、
「シュートは打たなきゃ入らない」。

目標にリーチする門を叩かなければ、道は開けない。
判り切っていることなのに、そこに躊躇がある。

狩猟民族と違う農耕民族の血、なんて言うのかい。
私は充分、酒量民族だけどね。
濃厚民族だし。

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2014年06月21日

中小企業は、わかりづらい。その3「商品パンフレット」

image(その1、その2から読んでね

次に、「商品パンフレット」。
これは分かり易いよね。

実際の商品を、パンフレット、カタログ、チラシにして、配る。
でも、そもそもどこに配るの?
誰に配るの?

そらあ、地域全域に新聞折り込みをして知らせ、買ってもらうってことなんだろうけど。
とか、営業マンに持たせ、お客にどうですか?と。

これ一点張りの会社ってあるよね。
なかなか、歩留まり悪いし、クライアント候補に遭遇しないし、またリアルな商品のない業種業態企業も多いと思うよ。

でも、リアルに商品を説明するには有効だよね。

写真は、当社の商品パンフのひとつ「HPのスマホ対応できてますか?」
これは商品紹介、価格も載ってるけど、チラシとしてもドアノックとしても有効だよね。

どこの会社もホームページは持っている。
そのスマホ対応は遅れている。
どの会社も会社案内を持っているように、その話題からお客にリーチしやすい。
これを糸口に、お客様とつながることができるよね。
もちろん、直にスマホサイトの受注になったり。

以上、「中小企業は、わかりづらい」3部作の「完」となります。

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2014年06月20日

中小企業は、わかりづらい。その2「ビジネスレター」

image(その1から読んでね)

次に、「ビジネスレター」。
これには、自社の「提供価値」を盛り込む。
「ウチとビジネスで付き合えば、こんな良いことが得られますよ」を記述するのだ。

そもそも企業は、本当は何を提供しているかを考えなければならない。
印刷物という紙の塊(たましいじゃないよ、カタマリ)をお届けしているのではない。
どんな価値をお客に届けているかを、再定義しなければならない。

そして、それを「ビジネスレター」として届けるのだ。

さあ、これでだいぶ中小企業も分かり易くなったね。

写真は、当社のビジネスレターに当たる二つの例。
「+D」パンフレットと、社長のビジネスレター「Denpoo!」だ。

(続く)

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2014年06月19日

中小企業は、わかりづらい。その1「ニュースレター」

image再び、ニュースレターの話をしよう。

中小企業はわかりづらい、と言われる。
知らないよ、そんな企業って。
大企業はみんなが知ってる。

だから、大企業以上に知ってもらう努力が必要なのだ。
愛していると伝えよう。

それには、広報活動。
赤チップだ、投資だ。

ニュースレター/ビジネスレター/商品パンフレットの階層で考えよう。
どれも「わかりづらい」会社を「知ってもらう」ことになるのだ。

まず、ニュースレターで「会社の考え方、様子、価値観、業種・業態の情報」などを伝える。
会社のファンづくり、ブランディングの一歩とも考えられる。

当社で言えば、「社内報BRAHOO!」(写真)がその役割を担う。
定期?発行しお客様にも配布するので、購読を楽しみにしてもらえる。
ドアノックツールとしても有効だ。

「ムスコット・マガジン」(写真)もニュースレターにあたる。

全ての会社に、ニュースレターは必要だ。
販売目的だけでなく、「採用」も「知ってもらわなければ、選んでもらえない」のだ。

(続く)

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2014年06月06日

マーケティングセミナーやったよ。

image第4回を数えるブラザー印刷マーケティングセミナー。
20名出席で開催。
今回は、マーケティング基本の講義と企業のポジショニング実習。
講習・実習をはさむと理解は格段に進む。
その威力も増して来る。

売れない時代だからこそ、マーケティングは必須。
顧客目線で言えば、買ってもらえない時代だからこそ必須。

で、それを支えるの、ブランディングとイノベーションなんだよね。
当社はそれをお手伝いしたい。
「良さをみつけ、それを伝える」プロとして。

brother_p at 17:22 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年05月09日

ホームページの償却という考え方

imageじゃあ(なにが、じゃあ?)高いお金をかけてプロに頼んで作ったらひと安心かと、そうではない。
日々お客様を引きつけ、また世のマーケット動向にも対応して行かなくちゃならない。
経営主導で、コンテンツの更新をしなくちゃならない。
また数年経って陳腐化したホームページの大工事、または新築をしなくちゃならない。
(あれ、……ちゃならない、ばっかだな)

こう考えたらどうか?
200万円かけて意気込んで作ったほどほどの?ホームページだが、5年償却と考えたらどうか?
年40万円ずつ償却して行く。
毎月の運営費(例えば1万円)は別としてね。

それはまるで、工業化時代の「設備の減価償却」と「設備のランニングコスト」みたいとも言える。
年40万円、月3万円強(安っ!)で5年で償却したら、新築くらいはしなくちゃ。
新鋭設備導入と同じだ。
当然、開設時には資産計上するもよし。

5年じゃ長いかもしれないね。
3年くらいかも。

いずれにしても、作っただけじゃ働かないのがホームページっちゅうやっちゃ。

なんか、ホームページ・シリーズになってるね。

brother_p at 17:15 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年03月09日

さあ、最終日

画像1今日は曇天。
富士山は雲の中。

だが、雪と戯れることは許されよう。
なんか、雪に体を投げ出したくなった。
大の字にね。

さて、午前中はお勉強して、午後は発表会。
そして帰途。

短いようで、短い三日間。
5日要るかな。

また来年も、ここ富士CALMでやりますよー。

brother_p at 12:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年03月08日

参加者、8人に。

画像1到着時、スタートは岡崎蒲郡名古屋の4人+山梨1人の5人。
夕方から、山梨参加名古屋もということで、7人。

今日は午後、名古屋1人。
ついに8人参加の、かつてない盛況の中期経営計画合宿となった。

あんまり多くなってもと思うのだが、8人はジャストサイズかな。

勉強後の夕食後の今夜、飲み会もにぎやかでいいね。

brother_p at 22:26 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

二日目朝、先ず富士を見る。

画像1中期経営計画合宿、朝目覚めると先ず富士を見る。
部屋の窓一杯の富士、今朝もまた額縁富士。

これも晴れていたらばこそ。
毎日晴れとは限らない。
今朝も頂上部分に風か、雪が舞っている。

ここだから思う、贅沢な欲求、要求。

昨夜の飲み会懇親会、少し飲み過ぎたような。
頭が痛い。

日本一の、いや世界一のブランド富士山を眼前に、毎年自社のブランドづくりを考えるのだ。
今年も、たぶん来年もね。

brother_p at 07:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年03月07日

今年も、中期経営計画合宿

画像1今年も、中期経営計画合宿で富士山の麓に来ている。
蒲郡のM社、岡崎のB社(私)、b社と三人で来て、途中で名古屋イ社合流。
地元?山梨のA社と、計5人でスタート。

今夜から、明日には8人という盛況?なるようだ。

いつもの、富士CALM。
いつもの、部屋。
いつもの光溢れる部屋は、到着時は少し寒々。
富士山もチロッとしか見えず。

そのうちこの部屋も熱気に溢れる。
その前に、あ〜睡魔が。

brother_p at 13:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年02月18日

「5S」のポスター

画像1「ミャンマーに行っているうちに」シリーズ--その4は、「5S」。

ミャンマーから帰って、会社の某室に行ったら「5S」のポスター、しかも額入り。
ある人のデスクには「5S」の本。
社員の中で、5Sの話題。

いいんじゃないの。

社長室をキレイにしたら「5S」宣言するぞ、と過去何度も言った。

経営計画に盛り込んだこともあった。
それも、「チャンス!」とばかりに、新社屋完成の直後だった。

それがどうだ。
会社の庭がジャングル状態になってしまっていた。
社長室はゴミ屋敷だった。
「他人事」の会社になっていた。
ゴミを拾わないヤツが、会社の乱れを憂いてた。

働きやすい環境づくりをしようぜ。
(「5S」の効用はそれだけじゃないが)
キレイな会社にしようぜ。

全員足並み揃えてじゃなくていい。
全員足並み揃えては、躾からは遠い世界。

仕事だし。
得意な人が推進すればいい。
不得意な人は(私か!)従えばいい。
邪魔しないで欲しい。(私か!!)

「ミャンマーに行っているうちに」シリーズ--その4


brother_p at 12:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2014年01月08日

bCD株主総会開催

画像1第7期を終えた(株)bCDの株主総会開催。
株主は全員で5名、全員出席していただけた。
社員も参加、会場は焼き肉屋さんというフランクな総会だ。

わずかな黒字で終えたが、累積赤字もあり、とても配当はできない状態。
焼き肉をごちそうするのが、せめてもの配当の代わり。

今期の業績向上を約束し、変わらぬご支援をお願いする会となった。

しかし、おいしい焼き肉屋さんだ。
牛刺しも、ユッケも、レバ刺しも旨し。(あれ?)

写真は、(株)bCDの窓際。

brother_p at 23:25 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年12月31日

「IT貧乏」その2

画像1「IT貧乏」その1の続き。

パソコンとかインターネットを使うことによって、仕事の時間が減ってしまう。

それを私は、「IT貧乏」と呼ぶ。

会社に名簿がいくつも出来たりする。
日にちは直したが、曜日を直さずに案内状を出したりする。
不向きなプレゼンソフトを使って、グラフィックを制作したりする。

そして、それらをそれぞれが保管・保存する。
念のためにコピーを取ったりして、類似書類が溢れ、間違いの元となり、時間を食う。

つまり、エクセル、ワード、パワポ系のソフトをオフィスで(シャレじゃないよ)使う弊害。
マイクロソフトに文句があるわけじゃない。
それ系のソフトの、企業に於ける使い方に問題があるし、誤解が多いのだ。

特に、40代後半から50代、それ以上はもちろん、にこの症状は現れる。
学生時代にパソコンがなかった世代。
パソコン使いのリタラシーが腑に落ちてない。

でも、仕事上パソコンを強いられ、それを何とかマスターした彼らは、「わ! データ消しちゃった。いいか、また入力しよう」って。
けっこう「パソコン好き」になっちゃってるもんだからって、「おいっ」。

時間泥棒だよね、それって。

さらに、そんなんじゃいけないって「ITの社内ルールを作る」って場合、彼らが規則作ったり、決済者だったりする。
恐怖の悪循環を生む。
部下がかわいそう。

それらを、私は「IT貧乏」と呼ぶ。
オフィスから撲滅しなきゃならない。

40代後半から50代、それ以上(私もそう)の方々のすべてがそうだって言ってる訳じゃないからね。
怒らないでね。
マイクロソフトに文句があるんじゃないからね。
怒らないでね。

「IT貧乏」その3として、インターネットを取り上げようと思ったが、やめとこか。
怒られる。

brother_p at 09:56 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年12月30日

「IT貧乏」その1

画像1年末状の発送時、さて発送名簿をどうする?って話になった。

実はここ2年ぐらい、会社の年末状(年賀状も含めて)発送してなかった。
そこで、以前年末状発送に使った名簿を訂正して送ることになったと。

「おいっ」だよね。

それから住所変わってるのがあるだろう。
肩書きが変わったり、支店長さんが変わったりがあるだろう。
直して送れば良いって、おいっ。

その間、他の名簿も多分あって、従来から通して使ってる名簿もあって、それは直ってんるんじゃないの。
いや、直ってないんだろか?
または、この際直すのか?
(そんな時間はないとやらないのだろう)

一体、当社の関係者の消息に変更があったら、いくつの名簿を変更すりゃいいんだい。
亡くなった方にも送っちゃってるんだ、きっと。

「デジタル・ハンドリング・スキル」をコアスキルと言っちゃってる我が社が恥ずかしい。

ウチの会社と関わりのある方々、関わりを持つ可能性のある方々の、唯一の一貫したデータベース名簿が無くてはいけない。
でなくては、正確で戦略的効率的な名簿活用・顧客管理ができない。

これは、「オフィス」の弊害じゃないか?とも思う。
エクセル、ワード、パワーポイントの利用の弊害じゃないか。
これを、私は常々「IT貧乏」と呼んでいる。

企業に膨大な無駄を生じさせている。
その辺は、「IT貧乏」その2で。

年末に来年の課題を挙げることになったようだ。
来年、やろうっ。

brother_p at 23:30 コメント( 1 )トラックバック( 0 )  

2013年12月23日

「ゼロ」

02580-2-thumb-208xauto-23854「ゼロ」
なにもない自分に小さなイチを足して行く

堀江貴文 著

Kindle版をAmazonで購入

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。

生い立ちから日の当たるところに出るまでの堀江貴文。
インターネットを知り、これだ!と思い、如何に自分が「営業」に目覚めたかというところが興味をひいた。

意外にも「営業」なのだ。
女性に声もかけられない堀江貴文が、営業に目覚めるくだり。

それと、このタイトル。
近頃の若者は、現状に掛け算を求める。
だが(現状の堀江貴文のように、すべてが失ったところ)ゼロに何を掛けてもゼロにしかならない。
ゼロには、地道に何かを足し続けて行くことしかないのだ。
と、ホリエモン。

brother_p at 21:12 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年11月25日

「グローバル時代の企業経営」張富士夫氏

画像1結婚式の後、RI2760地区大会の会場ウェスティンナゴヤキャッスルへ。
15時45分からの講演にギリギリ間に合う。

私はこの講演を目当てに行ったのだが、着いた頃には早引けのロータリアンも多数いた。
いつものことだが、情けない。

さて、トヨタ自動車名誉顧問張富士夫氏の講演。
撮影・録音禁止だ。

斉藤孝講演もそうだったが、それが適切だと思う。

ホワイトボードに書かれたレジュメは、

<トヨタウェイ>
知恵と改善
・チャレンジ
・改善
・現地現物
人間尊重
・リスペクト
・チームワーク

撮影・録音禁止なので、報告もここまでにして置こう。

brother_p at 19:53 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年11月19日

吉野家の安部会長の講演を聴く。

画像1商工会議所食品・サービス部会の講演会は、吉野家ホールディングス会長の安倍修仁氏。
演題は「外食産業の課題と吉野家の再成長戦略」。

吉野家、松屋、すき屋の牛丼価格戦争の話が聞きたかったが、そこはちょこっとだけ。
結局は勝者のなかった戦いなのか。
どこかが勝ったようには見えたが。

氏の経営成果の指標。
1. 客数
2. 利益
3. 売上
これが、優先順位と語る。

話は、マネージメントの話、経営の話。
講演という形には向いてない人だな、なんて偉そうに思ってしまった。

昭和24年生まれということが気になり、ミュージシャンを目指して上京した、ってのも興味をひいた。

brother_p at 19:27 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年11月03日

「誤表示」

hem01l阪急阪神ホテルズから始まった、メニュー偽装問題。
ホテルが続々?名乗り出ている。

だが、「偽装しました」じゃなくて、「誤表示でした」だと。
一様に、価値の水増し方向で表示してる。

「オマール海老」を「伊勢海老」と「誤表示」しても、決して「伊勢海老」を「オマール海老」と「誤表示」はしない。
そんなしっかり?間違えてるようなしっかり者?が、「誤表示」なんてしないよね。

結果、「誤表示」で大社長が辞任するはめとなっている。
「誤表示」ならば、そこまで責任とることないでしょうに。
ホントに「誤表示」ならばね。

リッツカールトンも、やっちまってる。
アノ、「クレド」で有名なリッツカールトン大阪も。
「従業員全員がお客の為を考えている」という触れ込みの道具に成り下がってしまったのか、クレドよ。
そして、「教育の行き届いてる」という冠のホテル、近頃はお客も「教育の行き届いてる」ホテルと思っちゃってるみたいな。
「教育の行き届いてる」から感心、みたいな。

もしリッツカールトンで「偽装」が行われたら、真っ先に従業員は「あれ、これって変?」となりそうだし、「誤表示」ならば「間違ってない?」ってツッコミが入りそうだよね。

そういった自浄効果もある「クレド」のはず。
お客のためとか、会社のためとか、それ以前の「人として」への部分への問いかけ的な形をとっている。
それが、会社のためみたいな常識?(お金の事情)が優先してしまう。
それは「教育の行き届いてるから感心」視点(レベル)だからじゃないかとも思う。

「あなたは今、ほほえんでいますか」も一種のクレド。
他人への問いかけでもなく、(会社のためでもなく、)自分がながめてニコニコすればいい、という自己宣言。
そういうクレド。

brother_p at 11:21 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年10月14日

「いいトコさがし、いいトコづくり、いいコトづくり」

画像1世の中は休日、当社は「経営計画発表会」

10月から始まる新年度のテーマは、

「いいトコさがし、
 いいトコづくり、
 いいコトづくり」

ブラザー印刷の会社のブランド価値は、
「お客様の良さ・価値を見抜き、適切に伝える」
なのだから、なかなか良いテーマとなったもんだ、と自画自賛。

お客様だけでなく社員同士も、

「いいトコさがし、
 いいトコづくり、
 いいコトづくり」

なのだよ。

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2013年09月09日

マーケティング視点

画像1社長の未決箱に、本が二冊置いてあった。

貼られたポストイットには、
「bCDのA井君から借りた本です。読み終わったら社長に渡して欲しいと頼まれました。DTP・K林」

タイトルはノウハウ本のようだが、マーケティング視点で書かれた本だ。

うん、なかなか良いではないか。

(株)bCDは「Marketing & Design」をかかげ、DTP課も本来Product Out なんだろうが、Market In も見据える。
ブラザー印刷は、マーケティング視点にシフトしているのだ。


brother_p at 01:15 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年08月25日

「繁盛する店、売れる店の方程式」

IMG_33048/23岡崎商工会議所商業部会の講演会。

「消費税引き上げ対策セミナー」ということだったが出てみれば、
「繁盛する店、売れる店の方程式」
〜狭小商圏、顧客創造、地域密着〜
月刊「商業界」編集長笹井清範氏

さすがの、洗練された講演だった。

最初は、消費税引き上げにまつわる事務処理対策とか、価格転嫁の仕方とか、売りの立て方みたいな話かと思った。
消費税引き上げによる価格転嫁ができない場合は実質売上減となり、それへの対策なのだが、それに負けない体質の企業を作り上げるみたいな正論な話を10分くらい。

その後は、優良企業の事例紹介だった。
キーワードは、サブタイトルにもある「狭小商圏、顧客創造、地域密着」。

新潟のワイナリー、挨拶の励行や教育はしない。
自分の言葉でお客に接するがよい。
とか、
お客はお店を選べない、お店が客を選ぶ。
など、心に響くことも多い講演だった。

brother_p at 19:59 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年08月20日

「世界一ずる賢い価格戦略」

画像1「世界一ずる賢い価格戦略」
No B.S.
Price Strategy

著者 ダン・S・ケネディ、ジェイソン・マーズ
発行所 ダイレクト出版株式会社

また翻訳本を読んでしまった。
例え話ばかりが出て来るのが苦手なんかな。
随分と読むに時間がかかった。

「世界一ずる賢い価格戦略」とは、またなんとも読みたくなるタイトルだが、原題は「No B.S.,Price Strategy」。
意味わからん。

裏面の帯には、
・なぜ、価格重視の顧客を相手にしてはいけないのか?
・起業家がはまりやすい落とし穴とは?
・価格戦略に関する9つの罠とは?
・商品価値を傷つけずに値引きする効果的な方法とは?
・「無料」に隠されたビッグチャンスとは?
・ライバルの「FREE戦略」を迎え撃つ方法とは?
と、魅力的な言葉が並んでいる。

で、読んでそれが得られたか?
写真の右上に写っている付箋が物語っている。

brother_p at 13:03 コメント( 1 )トラックバック( 0 )  

2013年07月13日

印刷業にマーケティングという視点はあるか?

画像1←この図、何度も使ってるなあと思いつつ。

業界団体のマーケティング委員会なるものに参加してみる。
もう何年も危機感をもって「業態変革」を掲げる印刷業界。

業界変革とは、
「事業を再定義し、それと現状とのギャップをうめること」
と考えている私。
その主役は、マーケティングとイノベーションと心得ているのだが、どうも業界そしてそれを牽引するM委員会にその議論が薄い。

不祥事があった時に、内部に調査委員会をつくって「なんだかなあ」と言われることがままある。
やはり業界内部ではダメかも知れん。
外部の目、外部の力を借りることが重要か。

業界にどっぷり浸かっていると、変革は起こせない。
限られた、それも少ないリソースを配分することが仕事の私社長としては切ないとこだが。

受注産業は受注までのプロセスが命。
受注はスタートではなく、ゴールだ。
なのに、印刷業は受注後の管理ばかりやっている。
いまだに、そして明日も。

そう言い続けてわが社も10年!
平成15年に、セールスレップ室なるものを導入していた。

もう10年か。

brother_p at 22:30 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年07月08日

真のパートナー企業を目指して

画像1土曜日のオープンハウス、社長講演のテーマは「真のパートナー企業を目指して」だ。

当初、オープンハウスの集客ターゲットは、当社の顧客または見込み客。
訴えたいのは、新規導入プリンタによる当社からの提供価値のパワーアップ。
それを通じて、顧客のパートーナー企業となりたいし、パートナーの絆を深めて行こうというものなのだ。

だが集客不調で、結果的に同業者および同業者周りのみの参加となった。
だが、「真のパートナー企業を目指して」のテーマは変わらず。

画像1仲間仕事をさせてくださいじゃないのだ。

写真は、当日のプレゼンの1枚。
外注業者として名乗りを上げてるんじゃなくて、この提供価値によって一緒に(御社の)顧客とのパイプをぶっとくして行きましょうって提案。

わかってもらえたかな?
私の訳の分からんプレゼンで。
そう一昨日のブログに書いたけど、また今日説明しちまった。

いいたいのは、当社の顧客に対してのスタンスは、変わらないのだということ。
同業者に対してでも。

brother_p at 21:10 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年07月03日

近頃、MisOの会になっちまってる。

画像1今回のMisOの会。
MizunoとOkadaの二人だからMとOが大文字、ってわけ。
i社長は遠隔地でほとんど出席なし、s社長は会社なくなちゃったし、だからiもsも小文字。
いつか、MISOの会となる日もまた訪れるのだろう。

今回の相方M社長は株bCDの株主でもある、ということでお中元を持参した。
M社長の顔の缶バッチ、径15mm。
彼をモデルにしたRESPECT LEDAERシリーズだ。

株bCDのお客様へのお中元は、缶バッチらしい。
らしいって、私社長だけど。

なかなかよいお中元だ。

brother_p at 22:27 コメント( 2 )トラックバック( 0 )  

2013年06月24日

生パスタを食べに行った。

画像1営業企画室の連中と、生パスタを出しているイタリアンレストランでランチをした。

うちのお客様が作っている商材が、どんなお店でどんな雰囲気でどんな味で出されているか、現地調査だ。

私にとって生パスタは初体験、多分。
ほおばった口一杯にひろがるもちもちの食感と美味。
これはいい。

お客様の商材の販売促進と販売態勢づくりのお手伝い。
お客様の良い所を見つけて、それを表現する。

当社の「仕事」だ。

brother_p at 14:00 コメント( 0 )トラックバック( 0 )  

2013年05月19日

「モノ」に価値を載せて、「コト」を売る。

画像1付加価値というイメージしづらい言葉。
MGではM、粗利、PーV=M。

MGの気づきの中で、
「V+M=P」
というのがあった。

材料(原価)にMを加えたのが、P(価格)なのだよね、という気づきだ。

今日的にいうならば、
「モノ」に価値を載せて、「コト」を売る。

この言葉を、M社長にプレゼントしよう。
M社ニュースレター「ishin-denshin」43号の特集は「付加価値について考える」にちなんでね。

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2013年05月16日

BCセミナー開催、“マーケティング"

画像1BC(ブラザー・コミュニケーションズ)セミナー開催。
「現状維持は手遅れです」
眠っているデータの有効活用。

講師はゼロックスさん、話は主にCRM。

ブラザー印刷はこんなセミナーをして、何を売ろうとしてるのか。
ゼロックスさんはこんなセミナーの講師をして、何を売ろうとしているのか。

ブラザー印刷ならば印刷物かもしれない。
ゼロックスさんならコピー機なのだ。

その入り口として、CRMを論じ、そこからブラザー印刷の顧客獲得を実現しようとしている。
その観点は、ブラザー印刷もゼロックスさんも同じ。
その入り口から顧客と共に一緒にやって行こうという、パートナー探しの目論見なのだ。

わたしの拙著DENPOO!のタイトルに『自社の販促物をまるで出したこともない印刷会社に、広告を手伝ってもらおうとは、なんとギャンブルな。』というものがある。
ウチも頼られる方の印刷会社を目指しているのだ。

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