ネットで映画「ビートルズと私」と「ジャージー・ボーイズ」を観た。
ともに1960年頃の音楽シーンを現した映画。
「ビートルズと私」は、出演:ビートルズではなくて、当時ビートルズと関わった人たちが、ビートルズのことを語っている映画。
語っている人たちも当時の音楽界のレジェンドなのだが、「ビートルズへの憧れと尊敬」に溢れていて、微笑ましい感動を覚えた。
まるで今、MLBのレジェンドが大谷翔平を語るように。
きっと彼も何十年後かにはさらにビッグになって、このように語られるんだろうなと思いながら観ていた。
「ジャージー・ボーイズ」は、フランキー・バリとフォー・シーズンズの波乱の物語。
元は、ブロードウェイミュージカル、その映画化。
監督はクリント・イーストウッド、才能あるなあ。
エンディングにミュージカル仕立ての一曲を入れたりね。
私の嫌いな?ミュージカルをよくぞリメイクしてくれたもんだ。
1960年代前半に、私を連れ帰ってくれる。
そこで思ったんだけど、これからの私。
仕事も止めて、リスタートの人生。
ブラザー印刷も社長の肩書きも、なんもない。
なんもできないじゃなくて、なんでもできる。
よく「若いあの頃に戻れるもんなら戻りたい」っていう人がいて、「ふん?」って思ってた。
あんな青い時代に戻りたくもない、今が一番、これからが一番。
そう思ってた。
それが今ここに立ってみて、考えを変えたんじゃなくて、どこか過去のある時にもどって、もう一度人生を辿ってみようと。
そこから、また学んで経験して進歩したりして、そんなんが良いかなと思うようになった。
だって時間はまだまだたっぷりある。
そこで、どこかの時代に私のタイムマシンをセットして、そこからリスタートすることにしようかと。
まずはどの時代がいいか調査に入ろう。
20歳あたりだと成長は終わりかけていることになるのでもう少し前にアタリをつけよう。
あんまり若くても人生丸ごとやり直しになっちゃうので、音楽づけだった10〜20歳あたり。
調査方法は、その年のヒット曲を上げ、その思い出を探ることで、タイムマシンの設定が決まる。
今のところのアテは仮設として、1961年かなと。
ちょうど私の歳を60年戻す。
2021年=1961年に設定、つまり今私は小学校6年生の11歳。
戻しすぎかな?
20年の成人まで10年しかないよ。
仕事はしないのかって?
12年経って大学卒業に当たる歳になったら考えよう。
20歳が80歳、50歳は110歳、ちょうど良さそう。