金曜日のお昼に中山さんに電話した。
「明日のお昼宇頭に行きますので、お昼ご飯一緒に食べましょう」
宇頭駅から歩いて10分、中山さんの会社「中山商店」に着いた。
宇頭駅前には、若き経営者金漢才くんの経営するフットサル・コート「ジョイフット・ボックス」がある。
実は、このコートの大家さんは中山さんで、金くんは店子なのだ。
それもあって、イベント開催中の「ジョイフット・ボックス」を陣中見舞いのつもりもあった。
中山商店を訪ねたら、「いしはらいずみ」さんの掲示があった。
いしはらいずみさんと中山さんは、親しい間柄。
私が「いしはらいずみ遺作展」に行った報告も、今回中山さんと語りたかったところ。
「岡ちゃん、どこにいくだや。宇頭は食べる所ないし。東岡崎まで行って寿司でも食うか」
ということで、ここに来るために乗車した東岡崎まで行く(戻る)こととなった。
となれば、どうやって行くか?
「中山さん、電車で行きましょうよ。」
本人はクルマで行くつもりだっただろうが、私のいつもの無茶振り。
「クルマで行ったら、飲めませんよ」
その私の一言で、
「仕事の途中で飲めんけど、電車で行くか」
(結局、飲むクセにね)
中山商店から駅まで歩いて10分、それも「歩きましょうよ、中山さん」と歩いたのだが、気が付けば中山さん、少し足を引きずって。
「そうだよな。中山さん、もう80歳だもんな。」
無茶振りのオカダ、反省なく。
(あ、この10月11日が誕生日じゃん、81歳。と後で気づいた)
宇頭で乗車する前に、金くんのフットサル場を訪ねたが、留守。
いろいろ仕事をしていて忙しいんだろうね。
かくして、71歳と80歳の高齢者コンビは、駅まで歩き、各駅停車で食事に行くこととなった。
私のマナカを貸して、中山さんマナカ初体験。
ナカヤママナカ、下から読んでもカヤママナカ。
高齢者二人仲良く、各駅停車の旅。