「カクキュー八丁味噌の今昔」2021年8月3日発行
著者:早川久右衛門、発行所:中部日本新聞社
岡崎イオンショッピングセンターに近頃できた、100均「ダイソー」。
そこに行こうとしたら、すぐ横の書店(これはまだある。失礼)。
店頭に、見慣れた表紙写真の本が平積みになっていた。
地元岡崎の八丁味噌の社長さんの書かれた本だ。
本人とも顔見知りだし、八丁味噌さんとも付き合いが古いのだが、改めて買ってみようと思った。
それで、本を手にしてレジに向かったのだが、いや待てよと思いとどまり、アマゾンで買うことにした。
即読んで、当社営業に渡して読んでもらおうと思う。
いわゆる「顧客研究」、どんな会社か知らずに付き合ってちゃいけないよ、とね。
私の読後感だが、カクキュー八丁味噌は合資会社、社長さん(代表社員)は歴代当主「早川久右衛門」を襲名している。
歴史ある名跡(みょうせき)と合資会社の無限責任とを守る重みが感じられる本だった。
それは、今ブラザー印刷を卒業しようとしている私にとって、響く本だった。
それが、「今さら」読んだ意味だったような気がした。