ロータリークラブのディスカッションリーダーというお役を仰せつかっている。
一方的に講義するのでなく、参加者の意見を聴きつつ、情報共有によって解を得て行くという会議をコーディネートして行くのだ。
出番は、会長エレクト研修、新会員研修など。
会長予定者に(今更だが)しっかりロータリーを理解していただいて、会長となっていただく。
新会員に、ロータリーとは何たるかを研修する。
そんな仕事だ。
ところが、エレクトの中にも新会員の中にも、「そんな面倒くさいことはどうでもいい」、「連れと楽しくやればいい」という考えの方も、まま見られる。
こんな研修は時間の無駄と、食ってかかってくる受講者もいる。
しちめんどくさい会なんて入りたくない、やめちまえ、という会員が出て来るのを承知で言えば、ロータリーの理念を認め、それを求心力として集うのがロータリー会員であると言える。
よく、自分の会社のやり方とか、属している他の団体のやり方を会に持ち込む人が居る。
ロータリーであるならば、その理念とプログラムにまず則って行くべきである。
会社も同じ。
会社の理念とシステムと言うのは目指すところであり、それに従って行動すべきものである。
気に入らなければ、気に入る理念やシステムの会社を選んで入れば良いのである。