気球には、バスケットというか編んだゴンドラがぶら下がっている。
直方体を横にした形。
真ん中に操縦席、頭上にバーナー2基。
このバーナーのオン・オフと調整、そして気球につながる2本?のロープで気球をコントロールするのだ。
地上とは一切繋がっていない。
バーナーの騒音と毎日付き合うこの操縦士はオレンジの耳栓をしていた。
その左右に約10名ずつ程度の客席がある。
定員は20名か。欧米か。
じゃなくて、巨漢の多い民族は20人も乗れず、日本人ならば20人超えても大丈夫、って雰囲気。
この日本人?乗客、見れば心配そうな、不安げな顔をしてるなあ。
私?
私はまったく不安なし。