
夕方まで忘れていた。
来週だと思っていた。
19時過ぎにいつもの公民館に投票に行った。
愛知県議会議員選挙。
義捐金の声がよくかかる。
災害の現地では、やはり先立つものはお金だろう。
社長ともなれば声がかかることが多いが、出来る限り協力はしている。
個人であったり、現地の同業者あてには会社からであったり。
「みんなでやろう」式のものは、どうしても「いくら出したらいいんだろう」と横並びで隣の人をうかがう。
この方式は私は好かないが、この国では得意技のようだと、今回しみじみ。
皮肉に聞こえるかもしれないが、義捐金を出すことで心のバランスを取る人もいる。
横をながめつつ。
それもいいか、と思う。
義捐金はもちろん大事だが、その前にやるべき義務があろう。
権利が。
今回の対策等、政府や東電やその他に意見や失望をいだいてる人もいると思う。
そんな人もまずするべきことは、投票じゃないかと今回改めて思った。
道は遠いというなかれ。
民主主義の一丁目一番地(わあ、この表現してしまった)なんだと思うよ。
義捐金も大事だが、まず自分たちの払っている税金の行方にもモノ申そう。
でないと、義捐金すらまともに配られない。
かくいう私、20年前まで全く選挙に行かなかった。
「誰がやっても同じ」と頭の悪さを丸出ししてた。
早くして亡くなった東京の加藤さんに言われて、行くようになった。
キヨシローも言ってた。
近頃は人にも勧めている。
選挙に行ってる一人が行かない一人を行かせたら、投票率は倍になる。
行かなかった私が行くようになって、更に人に勧めたら……。