「Hey柔道一直線」(王様・「カブトムシ外伝」)で目が覚めた。
6:27分、おい!
ゆっくり寝たもんだ。
昨日は早く帰宅し、NAD(No Alcohol Day)だったのに。
なんか疲れがあんのかな、芯のあたりに。
ドラゴンズの大敗は関係なし。
家の近くのバス停に向かう途中、母親に見送られて小学生、制服、単独登校、ランドセル……あの小学校だ。
「行ってきます」と振り向いた顔が見覚えがある。
(長女Mだ)
私がバス停に着いた頃、彼女は少し離れた反対車線のバス停に行こうとしているらしく、信号が変わるのをしばらく待っている。
(バスで行くならやっぱりあの小学校だ。20年以上前(失礼!)に長女Mも通ってた)
信号が変わるのがいつもより長く感じた。
その小学生はじっとこっちを見てる。
顔がはっきりわかる距離ではないのだが、こちらの顔を見てるようだ。
私も、見た。
手も振ってみようかと思ったが、そんな勇気は出なかった。
私のバスが来た。
(まだ見てる)
M子だったのかもしれない。
生活の時間帯が変わると、違う世界に遭遇するのかもしれない。
それも現実として。
疲労時に起きる現象?
20数年の時を超えての遭遇?
先日観た映画「イルマーレ」(キアヌ・リーヴス、サンドラ・ブロック 、2年の時を超えて愛し合う)に影響されているのかもしれない。
で、出社はいつもの1時間半遅れで、7時半。
それでも居たのは社員は2名、いつもの早朝派二人だ。
時間帯が変わったが、ここでは違う世界には遭遇しなかった。
昨夜は枕元にiPadを置いて、アルバム「カブトムシ外伝」を聴きつつ寝た。
朝までそのアルバムの曲が繰り返し流れる。
そこに「Hey柔道一直線」は入っている。
「ヘイ・ジュードお一直線……」という曲だ。
夢の中では、ポールが歌っていた。
(わあ、ポールがこの曲歌うんだあ!)
と、思ったところで目が覚めた。
長い物語の末、最後に歌う。
曲より遥かに長いストーリーの夢を見てた。
尺が会わない。
やっぱ「時間」って伸びたり、縮んだり、飛び超えたり。