
田中文部科学相の迷走。
三大学の新設を不認可としたものを、一転新制度での認可を条件とし、二転結局現行制度での認可となった。
三大学のひとつ岡崎女子大は、印刷業として認可申請に関わり、大学の責任者も友人なだけに、怒りをおぼえたり気をもんだものだ。
田中大臣の気まぐれわがまま発言を責める声の多い中、そもそも大臣はなんなんだ? こんな流れで認可が進んでいいのか? そんな声も聞かれる。
また、新設云々の議論も。
大臣は認可権を持っているのではないのか?
持っているとしたら、不認可もありなのではないか。
大臣認可の前にほとんど認可前提で進んでていいのか?
官僚主導なのではないか。
大臣に決定権があるといえ、現実はこんなプロセスで進んでいることが多いのだ。
改革とか、規制緩和とかいうが、まずそのプロセスにメスをいれなければ改革はなしえない。
周到さが必要なのだ。
だから「構造」改革。
原発止めるのはいいが、それを中心として回っている大きなシステムをどう処すか、ということなんだろうと思う。
東電への政府援助はリストラが条件というが、それにより失業者が増える。
これも構造。