「
あの岡崎空襲の本、売ってくれる?」と、K彦さんに言われたのが、10日前。
「イカの会」の日に渡すことができた。
「なんで買うの?」と聞いたら、「戦争のことを考えたいから」みたいな答だった。
てことは、間に合った?
ボクラ(K彦さんは5歳くらい若いか)団塊の世代は、戦争を知らない。
歌の「戦争を知らない子供たち」もボクラの世代のことを言っている。
知らないからこそ、戦争のことを伝えなければならない、という歌なのか。
それをベトナム戦争に向けて歌ってた。
(ちなみに、私はこの歌好きでない。思想的にというより音楽的に。いや、好みで)
団塊およびそれ以降の世代はここに来て、伝えなくちゃモードの人も増えてるのか。
いいことね。
親からは、口に出すのも思い出すから恐ろしいと伝えられずに、アメリカの恩恵?を受けて育った。
そして、子が産まれ育ち、孫が出来る今まで、(50年間の経済的繁栄と)69年間の平和を享受して来た。
だが、子供に伝えていない。
そして、孫の未来を考えるとき、世界の未来を考えるとき、戦争への向き合い方を再考しはじめたのかも知れん。
それが、K彦さんかも知れないし。
もう、戦争は歴史上の出来事となっている。
それはそれでいい。
リアルが良いわけではない。
教訓となるわけではない。
実際中東なんて、戦争の悲惨さなんてなんの教訓にもならず、毎日人を殺してるんだから。
「岡崎空襲を伝える会」の方々なんて、もうみんな80歳超。
そんな方達が今語り始め、孫やひ孫の幸せを願っている。という現実。
そう言えば、今日8月15日は同級生のカミムラくんの誕生日だったなあ。
わたしの誕生日が12月7日、アメリカ時間の開戦記念日だ、なんて言い張っていたなあ。
中学生の頃。
そんな彼と、お盆だけど会う予定はないなあ。
ほかの友ともね。
(平成26年8月15日終戦記念日にKissじゃなかった、記す。)