ギターを買った。
「おっ、ギブソンJ-160E!? すげー」と思うだろうが、違うんだなこれが。
ピックガードとヘッドに「e」のマーク。
そうエピフォン(epiphone)のJ-160E。
ギブソンを模したエピフォンのコピーモデルなのだ。
エピフォンでも、型番は同じJ-160Eを使用している。
ジョン・レノンが愛用したのが「ギブソン」のJ-160E。
ビートルズの初期のアルバムで聴こえるアコースティックギターのほとんどがJ-160E。
それならすげーと言えるかも知れぬ。
なんせ、エピフォンは安いのだ。
従って、音も悪いのだろう。
(と、思うよね)
イオンの島村楽器にギブソンとエピフォン両方のJ-160Eあったので、弾き比べてみた。
ギブソンJ-160E、34万円。
エピフォンJ-160E、5万円。
弾き比べたら、噂通り?ギブソンJ-160Eはひどい音、エピフォン5万円の方が音が良い。
いや音が「マシ」、ひどさはキープしている。
J-160Eの「E」は、多分エレクトリック仕様の「E」だと思う。
エレキとして使うようにできている。
従って、あんなに立派な胴をしているのに、響きを殺しているのだ。
板もベニヤ(合板)を使っていて、とても生音では聴けたもんじゃない。
その「聴けたもんじゃない度」が高い、つまり音が悪いからギブソン・オリジナルは高いのだ。
従って、ギブソンJ-160Eは死ぬ直前にでも買うことにして、今回は迷わずエピフォンを買った。
ちょこっと傷があるとかで、1万円値引きの4万円で売ってくれた。
エレキ弦を張って、今私の「チェアサイド・ギター」はこれ。
ミニアンプを通して弾いている。