世界中で猛威を振るった感染症ポリオは、ワクチン接種で発症が激減し、最近の発症者はパキスタンとアフガニスタンの21人だけとなっている。
(2018当時、WHO発表)
ロータリーとポリオの戦いの歴史を見てみると、今回のコロナ蔓延、「我々は何と戦っているのか?」「戦いの道のりのどの辺に居るのか?」
多くのことが見えて来ます。
そして
我々が今やっていることは何なのか?
我々は何をやろうとしているのか?
もわかります。
以下に掲載してある全文に、いくつかのキーワードがあります。
それを、ここに掲載します。
1894年:米国史の記録に残る初のポリオ大流行(バーモント州)。18人が死亡、132人のまひ症状が報告される。
(最初はこれだけ)
1905年:ポリオは人から人に感染する病気であり、症状のない人もポリオにかかっている可能性がある。
1908年:ポリオがウイルス感染による病気。
1916年:ニューヨーク市でポリオの大流行が発生し、2,000人以上が死亡。
1929年:呼吸不全となった患者のために「鉄の肺」と呼ばれる人口呼吸器を発明。
1955年:ワクチンが「安全で効果的である」と宣言。
1960年:経口ポリオワクチンが米国政府から認可。
(ウィルスが原因とわかってから、ワクチンができるまで、50年もかかったんだ!)
1988年:国際ロータリーと世界保健機関(WHO)が「世界ポリオ撲滅推進活動」(GPEI)を立ち上げる。
1994年:南北アメリカ大陸からポリオが撲滅された。
2000年:5億5000万人(世界人口の10分の1近く)という記録的な数の子どもに経口ポリオワクチンが投与される。
2009年:ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、ロータリーからポリオ撲滅に2億ドルを寄付。
2011年:ポリオ撲滅へのロータリーの寄付総額が10億ドルを超える。
2014年:ポリオの症例は1988年以来、99%減少。
(まだ、世界の症例は20人ほど残ってます。)
おそろしいほど、今の状況の未来と問題点が明らかにされています。
この運動にロータリーが1000億円以上寄付していることの功績自慢じゃないですよ。
私は、一人のロータリアンとして、こういった運動をしている会だということに誇りを感じるとともに、自分の立ち振る舞いにも芯ができます。
全文を以下に掲載しましたので、ぜひお読みいただきたい。
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