未婚カップルのお嬢さんはカムバックしてきた。オーシャン・ウォーカーはめでたく3人で挙式じゃない挙行されるのだ。
まず、島でウェットスーツに着替える。
インストラクターのヨシコさんと、ボートでスポットに移動する。
簡単な手話を教わる。
海中でのコミュニケーションは生死にかかわるのだ。
腰にウェイトを着け、腰まで海に浸かったところで金魚鉢をかぶる。
これもウェイトの役目をする。
なぜって、足が地に着かなくちゃ、歩けない。
もちろん、美味しい酸素は金魚鉢につながれたチューブで供給される。
いよいよだ。
子供の頃、洗面器を顔に覆い、風呂で潜って遊んでいた、あのころの夢??がかなうのだ。
金魚鉢のレンズ効果の距離感と、水の抵抗が私の勘を狂わす。
自由にならない心地よさ。
巨大ななまこを持ってみる。
思わず口づけしたくなる。
巨大なしゃこ貝を持ってみる。
思わず指を入れたくなるが、それは止められる。
わあ、私の周りに魚の群れが!
と思ったら、背後でスタッフのダイバーが餌付けをしていた。
3人の初心者に、スタッフ3人。
おかげで、安全に海底の1時間を過ごすことができた。
そう、あっという間の1時間弱。
未婚カップルのお嬢さんは、ウェットスーツを脱ぎながら、またオエッ。
ご心配なく。
お嬢さん、海底では満面の笑みだったから。