2008年12月24日

ものづくり愛知

1224top.jpg「好況の愛知」と言われていた。
他の土地からもうらやましがられていた。

ものづくりに力をそそぎ、堅実で強固な経済基盤の土地と自他ともに許していた。
「実力の愛知」と。

ところがどうだ。
トヨタからの受注チャンネルがなくなると、開店休業。
閉店も出てる。
閉店しないように大リストラだ。
全国で一番「宿無し年越し」が出ている。

なぜか?
企業の独立性が無い。自立できない。
ものは作れるが、売れない。

つまり、営業のいない企業ばかりなのだ。
商品企画のできない企業なのだ。

背広着て、ネクタイして、クルマに乗って、営業さんって言われていても、実は電話番だったのだ。
T社の仕事はしぼられるなー、キツイなーと言いながら、実はとんでもなくありがたかったのだ。
それで足腰が弱くなっていた。

自立しなければ、永続はない。
ブランドもない。
研究・開発・企画・販売にこそ未来がある。

「無力の愛知」真っ只中にいる社長のヴァイブでした。

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