
PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)が一覧できるスグレモノだ。
BS(貸借対照表)は右から2列目と下から2行目に表れる。
「下」が元手、つまり「貸方」。
「右」は使い道、「借方」。
元手が何に変わっているかだ。
見える会社の形はこの右から2列目にあらわれる。
お金をいくらもってるとか、設備がどうとか、在庫とか。
見かけの形である。
ところが、下から2行目。
見かけの形は、どんな元手によって作られているかがわかる。
借金なのか、自前なのか。
見かけは立派な会社でも、それがどんな会社かを判断するには、こちらも(が)大事である。
100年に一度のナンタラの時代。
大企業もこちらを問われる。
見かけは大企業でも、こちらの格差が拡大している。
「下から2行目」は、数字やお金だけじゃない。
その会社の姿勢・考え方・理念。